兵庫県丹波篠山市の酒井隆明市長が、このほど、ラジオ関西の生放送に出演し、黒豆や米などの農業のほか、篠山城跡周辺をはじめとした歴史的な景観の魅力、それを守りつないでいくための市の施策などについて語った。
丹波篠山市は兵庫県の中東部に位置し、東は京都府と隣接する。2018(平成30)年11月に行った住民投票により、市名を篠山市から丹波篠山市に変更した。酒井市長は市名変更からの6年間を振り返り「知名度や好感度、ブランド力がアップしたように感じる」と語った。
基幹産業は農業で、黒豆や山の芋、栗など、地域の代名詞と言える特産物が数多くある。このうち『丹波篠山の黒大豆栽培〜ムラが支える優良種子と家族農業〜』が、2021(令和3)年に日本農業遺産に認定された。
また、有機栽培を推進するため、国が進める『オーガニックビレッジ』に取り組み、農薬や化学肥料の使用を半分以下に抑えた『農都のめぐみ米』など、環境に配慮した農業にも力を入れる。人口減少や農業の担い手不足が課題となる中、「農業や農地を守っていくためには、いろんな形態の多様な担い手が必要」と強調した。
酒井市長は、農業に加え「歴史的な景観が残る街並みも魅力」と紹介。篠山城跡周辺では、電線を地中に埋め、電柱をなくして景観を保っている。また、篠山盆地の東端にあり、京都につながる街道沿いの宿場町・福住地域には、江戸時代の風情が残っている。この地域では、古民家を改修した飲食店や宿泊施設などが増え「活性化につながっている」という。「かつては古い街並みを守るだけだったが、市民の理解もあり、守りながら活かしていけるようになった」と、手応えを語った。
酒井市長は、2025年の大阪・関西万博に合わせて開催した『丹波篠山国際博』について、次のように紹介した。




