仕事をリタイアして第二の人生を歩むとき、「カフェを始めたい」と考える人もいるのではないでしょうか。カフェ経営をするうえで大切なことについて、株式会社BARNSの石上智章さんに聞きました。
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淡路島で「COFFEE BARN」というカフェを営む石上さんはもともと漁師だったそう。「漁師は祖父から代々続いていた家業。自分も継ぐものだと思っていました。それなりに楽しかったのですが、将来のことを考えたときに『本当に自分がやりたいことかな?』と疑問に思い、カフェ経営をすることにしました」と話します。

さまざまなカフェを巡り店舗で提供するメニューを考えていた時、淡路島ではドーナツが人気だということに気づいたのだそう。
「私が好きな大阪のカフェでも揚げドーナツが提供されており、自分の店でもやってみることにしました」と話します。漁師の仕事をしながらドーナツの開発を進め、材料の配合などにこだわったすえ、完成までに3年かかったとか。

カフェ経営をするうえで大切なことについて尋ねると、「元気、やる気、ともあきです!」と、石上さんはユーモアたっぷりに回答。さらに「やっぱり大事なのは“人”ですね。どんなにおいしいコーヒーやドーナツを出していても、結局最後は“カフェに関わる全ての人”だと思う。お客様に『また来たい』と感じてもらえる店を目指して、人と人の繋がりを大切にしています」と続けました。
「最初は『ちょっと行ってみよう』と立ち寄ってくれる方が多かったのですが、『あの店に行こう』と目的地になる店、訪れるたびに新しい楽しみ方に出会える店を目指してほしいと思います」と、石上さんはカフェ経営を夢見る人へのアドバイスを述べインタビューを締めくくりました。

(取材・文=迫田ヒロミ)
※ラジオ関西『Clip』2026年3月4日放送回より




