オール関西ロケ敢行中 井筒和幸監督作品「国境」 伊藤英明・染谷将太W主演「早く完成が見たい」

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 井筒和幸監督が8年ぶりにメガホンを取る映画の撮影が進んでいる。原作は作家・黒川博行の「疫病神シリーズ」の傑作「国境」。撮影はオール関西ロケで行われている。その撮影の真っただ中での異例の会見が、16日、関西の「テッペン」あべのハルカス(大阪市阿倍野区)で行われた。

「国境」は、大阪のヤクザ・桑原と、建設コンサルタント・二宮の対照的な2人が、だまされた金を取り戻すため、北朝鮮へ高飛びした詐欺師を追うノワールアクションだ。桑原役は伊藤英明、二宮には染谷将太、6回目の共演となる2人がダブル主演を務める。

 会見には、主演の2人のほか、井筒和幸監督、原作の黒川博行氏、そして企画・制作の紀伊宗之氏が登壇した。まず伊藤が「まいど!関西のメディアの方が多いとのことで、自分なりに考えて言いました」とあいさつ。続いて染谷も「まいど!・・・・言わないといけないなと思って」と会場を沸かせた。

映画『国境』 オール関西撮影中 (c) 2027 K2 Pictures
映画『国境』 オール関西撮影中 (c) 2027 K2 Pictures

 撮影は、2月下旬、神戸市東灘区・六甲アイランドからスタート。尼崎市、和歌山県白浜町、大阪市、京都市、滋賀県彦根市など、関西一円で大規模ロケを敢行している。ここまでの手ごたえについて井筒監督は、「奇しくも世界でシマの取り合いをやっている中、そういうことを揶揄するくだりもある。今の時代だなぁと。娯楽映画を作りたかったからね。(近年は)なかなかそういう作品がない」と話した。

井筒和幸監督 映画『国境』 オール関西撮影中 (c) 2027 K2 Pictures
井筒和幸監督 映画『国境』 オール関西撮影中 (c) 2027 K2 Pictures

 主演の2人は井筒組に初参加となる。伊藤は、「楽しくてしかたない。駆け出しの頃、ある俳優さんのお付きで井筒組の現場に行ったら、そのまま出ることになった。(その時は)ただただ監督が怖かった。終わってから、『兄ちゃん、セリフは血の通った感じで言えたらもっとええと思うわ』って言ってもらえたんです。井筒作品はリアルでアドリブのような空気感ですけど、それは監督が繊細に熱を持って、演技指導から作り上げたものだということが分かりました。僕はこの歳まで、恥ずかしながら映画のすごさ俳優のすごさに気づけていなかった。監督の熱量と演技指導は、毎日新たな発見があるし学びになっている。楽しくてしかたないです」と笑顔を見せた。

伊藤英明氏 映画『国境』 オール関西撮影中 (c) 2027 K2 Pictures
伊藤英明氏 映画『国境』 オール関西撮影中 (c) 2027 K2 Pictures

 また染谷は、「学生時代から井筒さんの作品は大好きでした。まさか自分が井筒監督の作品の世界に入るとは思っていませんでした。現場の熱量も高く、日々みんなで戦うような毎日ですが、改めて映画は楽しいなと、かみしめている最中です」。

染谷将太氏 映画『国境』 オール関西撮影中 (c) 2027 K2 Pictures
染谷将太氏 映画『国境』 オール関西撮影中 (c) 2027 K2 Pictures
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