ある日、私のもとにこんなメッセージが舞い込みました。
「いま、近所の河川に新しい橋が建設中なのですが、もうすでに落書きがされているんです。でも建設中ですし、誰かのイタズラ書きとは考えづらく、もしかしたら建築スタッフのひまつぶしなのでしょうか?」

早速、現場に行ってみました。
その場所には、いま現在使用している橋の横に建設中の橋があります。その橋を歩いて渡ってみると……。ありました。新しい橋の側面下あたりになにかが書かれています。

どんな落書きかといいますと、碁盤の目のように縦横線が引かれていて、そのマス一つひとつに数字が書かれています。
それを目にした私は思いました。「こんなゲーム、昔やってたわ!」と。ちいちゃいときにやった、棒切れで地面に「⚪︎」や「×」を書いていって1列そろえられたら勝ち、みたいなゲームです。

そんな、ちいちゃいときにやった“マルバツゲーム”の進化系みたいな感じ。数字で勝負するという少し高度になった、頭を使う大人版みたいなもんなんでしょうか。
「もしかしたら、時間があまったときに現場スタッフがひまつぶしに遊びはったんちゃうか」と思って見ていたところ、目の前に現場スタッフさんが来たので聞いてみました。
「あの落書きなんですけどね」と指をさしますと、現場スタッフさんは笑いながら「ちゃうちゃう、落書きちゃうで」と笑いながら説明してくれました。






