大阪ミナミのシンボル「通天閣」の展望台が30日、約2か月ぶりに再開した。新型コロナウイルスの感染拡大防止で4月9日から食料品売り場を除き臨時休業していた。
新型コロナウイルス感染拡大を受け、大阪府は5月5日に独自の警戒基準「大阪モデル」を発表。通天閣観光と日立製作所は大阪府からの要請を受け、警戒基準の到達レベルを通天閣の“色”で周知。
赤色は警戒レベル、黄色は注意喚起レベル、緑色は基準内。5月11日の午後6時30分から日中もライトアップされている。ライトアップを変更するのは、毎日午後6時30分。また時計部分のLEDビジョンに大阪府のメインキャラクター「もずやん」の表情も表示。
5月14日に「大阪モデル」の基準が7日連続達成したことから緑色にライトアップされ、29日までに16日間「緑」の通天閣が続いている。
「通天閣」では展望台の再開を前に、修復作業を終えた幸運の神様「ビリケンさん」が帰ってきた。