子どもたちにサッカーと触れ合う機会を増やしてもらおうと、サッカー・J1のヴィッセル神戸の選手たちが神戸市内の小学校を訪れ、児童と交流した。
これは、ヴィッセル神戸が2010年から取り組む学校訪問事業「GOAL for SMILEプロジェクト」です。公式戦での1ゴールにつきサッカーボール4球を神戸市内の小学校に寄贈している。
J1リーグ戦の中断期間中で、約2週間にわたって公式戦が組まれていないヴィッセル神戸は、10月1日と2日に今年度初めてこの活動を実施。U-21チームを含むトップチームの選手が、1日は21選手が62の小学校を、2日は5選手が19の小学校を、それぞれ訪問した。
このうち神戸市北区の神戸市立北五葉(きたごよう)小学校には1日、元日本代表FWの大迫勇也選手が登場。6年生54人が、拍手と歓声で出迎えた。
大迫選手は児童の代表にサッカーボールと記念ボードを贈ったあと、子どもたちからの質問に答えた。

「試合前は緊張しますか」と聞かれると、「もちろんちょっといい緊張感はあるんですけど、今はその緊張感を楽しむようにしています」と回答。プロになるために心がけたことについては、「サッカーをするのが本当に毎日楽しみで朝起きていた」と振り返り、「『覚悟』というのは大事になるのかなと思います」と語った。
また、「サッカーでシュートを決めるにはどうしたらいいですか」という質問には、「練習をいっぱいするしかない」と答え、「打ちたいと思ったら、ずっとシュート練習したほうがいいかもしれない。頑張って!」とエールを送った。

そのほか、児童からの質問では、「試合で勝った時の自分へのごほうびはありますか?」というものも。これに対しては、「ごほうび目当てでやってないかもしれないですね。本当に結果を出したらうれしいし、幸せな気分になるので。それでまた、次の練習も頑張ろうという気持ちに今はなっている。それがごほうびなのかもしれない」と答えていた。
最後には、「今日プレゼントしたボールでいっぱいみんなで遊んでください」と呼び掛けた大迫選手は、「ぜひノエビアスタジアム神戸に来て、僕らのことを応援してもらえればと思います」と呼び掛けた。

交流を終えた大迫選手は、メディアの取材に応じ、「短い時間でしたが、こういう活動ができたのは素晴らしいことだと思いますし、神戸のまちが元気になってもらえればと思うので、よかったなと思います」と感想をコメント。
子どもたちのスポーツを取り巻く環境については、自身の子育ての経験も踏まえ、「携帯を観たりタブレットを見る時間が長くなっているなと感じます」と言いつつ、「それでも、スポーツには不思議な力があると思うし、いろんな人にパワーを与えられるし、やっている僕らもパワーをもらえる。この魅力というものを子どもたちに知ってほしい」と力説。
さらに、プロを目指す子どもたちに向けては、「楽しむこと」としたうえで、「やらされているんじゃなくて、自分からやりたくて、それで自然と練習できているのが、上達する一番の近道だと思う」と語った。







