緊急事態宣言が発令された4月、兵庫県警が受理した110番通報は2万6787件で、2019年4月と比べ約6000件(-18%)減少したことがわかった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛の影響が要因とみられる。
交通事故に関する通報が大幅減。前年(2019年)比で約3500件マイナスの7966件。泥酔者や迷子の保護に関する通報も約600件マイナスの1743件となった。
特徴的なものとして「休業自粛中なのに店が営業している」「マスクを買うために列に並んでいたが割り込まれた」「駅で3密になっている」「マスクを着けていない人がいる」「消毒液が盗まれた」など、新型コロナウイルスをめぐるトラブルに関連する通報が増えた。
緊急事態宣言が解除された5月末~すべての休業要請が解除された6月にかけて、通報件数は微増。