淡路島から世界最大のうずしおを見に行く「うずしおクルーズ」の営業が再開している。
「うずしおクルーズ」を運営するジョイポート南淡路株式会社は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、クルーズおよび売店の営業を休業していたが、6月1日(月)から規模を縮小しての営業を再開した。
淡路島と徳島の中間に位置する鳴門海峡には、春と秋の大潮時に、直径20メートルにもなる大渦が出現する。車4台分よりも大きな「うず」だ。こんなに大きくて迫力のある大渦を見ることができるのは、世界中で鳴門海峡だけ。
美しい自然現象を間近に感じられるうずしおクルーズでは、うずしおが発生するスポットのすぐ近くを通過。想像をはるかに超える迫力だ。しかし、大型の船は揺れがほとんどなく安定している。子どもやお年寄りでも安心して、優雅な船の旅を楽しむことができる。
うずしおの大きさは月の動きの周期に合わせ変化する。この6月であれば、20日から22日までの期間が大きな迫力のあるうずしおが期待できるという。うずしお以外にも、鳴門海峡の雄大な海もまた魅力の一つだ。
また、ことし4月からはじまった船上ガイドによる解説も頼もしい。淡路島の福良港から出航して鳴門海峡付近を周遊し60分で戻ってくるコースを様々な視点で存分に楽しめる。
料金は大人2500円(中学生以上)、子ども1,000円。小学生未満の幼児は大人1人につき無料。
緊急事態宣言が解除されたことに伴い、現在は、感染拡大防止を徹底して営業している。乗船するゲストにはマスクの着用を義務付け、船内のソーシャルディスタンスを呼びかけるほか、前日正午までのWEB予約をした人しか乗船を受けつけないなど、3密を避ける仕組みだ。
うずしおクルーズ
https://www.uzu-shio.com/