7月1日に東海道新幹線にデビューした新型車両「N700S」。実はラジオ関西でレギュラーパーソナリティーを務める歌手の“ばんばん”こと、ばんばひろふみさんがこの車両に乗っていた。
ラジオ関西『ばんばひろふみ!ラジオDEしょー!』生番組出演のため、京都からたまたま乗った車両が「N700S」の一番列車「のぞみ1号」だった。乗るまでは新型車両とまったく気付かなかったという“ばんばん”。座席に着いて窓の外を見ると、ホームにカメラを持った人がたくさんいて、盛んにシャッターを切っている。「なんで大騒ぎをしているのか」と思ったという。
出発時に「この列車はきょうデビューした『N700S』です」と車内アナウンスがあり、「これがそれか!」とわかったそう。乗り心地については「車内が明るく電光掲示板も見やすかった。新神戸までの30分ほどだったが、揺れが少なかった」と快適さは絶賛も、「ただグリーン車は以前の方が重厚感があったかな」という感想も。それでも、普段なら改札に通す特急券も記念にと駅係員に申し出て受け取り、鉄チャンではない“ばんばん”も番組では興奮気味にレポートしていた。
JR東海によると、「N700S」は13年ぶりのフルモデルチェンジを迎えた新幹線。“S”は“Supreme(最高の)”の頭文字で、“最高の”新幹線を追い求め、技術開発の粋を結集した車両とのこと。JR東海は、「N700S」デビューに合わせて、テレビCMとポスターの展開のほか、「N700S」の「S」が「最高」を意味する「Supreme」の略であることにちなみ、お笑いコンビ「ミルクボーイ」やキャラクター「おしりたんてい」、食品メーカー「崎陽軒」「坂角総本舖(えびせんべい『ゆかり』)」「池利(奈良・三輪そうめん)」との「Supremeコラボレーション」を実施している。詳細はJR東海ホームページに掲載されている。