もう手に入れていただけましたか?
中村佑介先生がカバーイラストを手掛けた・・・
『俵万智訳 みだれ髪』
『みだれ髪』は、与謝野晶子が1911年(明治34)に発刊した歌集です。
それを俵万智さんが、一首一首現代語に訳して詠み
〈チョコレート語訳〉として発売されたのは1998年のことでした。
世に出てから107年。チョコレート語訳から20年。
平成最後の5月。
『みだれ髪』がまた甦りました。
妻子ある鉄幹を追い、大阪堺の実家を捨てた晶子。
世間体より道徳より何より恋の道を貫いた晶子。
その歌は大胆であり、淫靡であり、
発刊当時あまりに衝撃的あったことは想像に難くありません。
しかし中村先生の洞察は、もっと深いところにあります。
『みだれ髪』に現代語で息を吹き込んだ俵万智氏と、
『みだれ髪』を絵で彩ったイラストレーター中村佑介。
中村先生のトークで、世界のさらなる広がりを感じてください。
【2018年5月25日放送分 ~『俵万智訳 みだれ髪』~】