第665回 令和5年6月22日(木)
第665回 放送番組審議会議事録
開催年月日
令和5年6月22日(木)
開催場所
ラジオ関西役員会議室
委員の出席
- 委員の総数
- 5名
- 出席委員数
- 4名
- 出席委員の氏名
- 中部剛
- 富田恵一
- 渡辺真二
- 伊藤亜都子
- 会社側出席者
- 代表取締役社長 小野秀明
- デジタル戦略局長 池添哲也
議題
社業報告
- ラジトピのLINEアカウントメディア開設について
- 6月23日開催の株主総会について
事務局からの報告
- 学校法人睦学園×ラジオ関西コラボソング企画について
試聴
- 試聴番組
- Made in Japan~ヘルプマークの今とこれから
- 放送時間
- 令和5年5月31日(水) 18時00分~19時00分
- 放送内容
- ヘルプマークを携帯する方や介助する方へ、メリット・デメリットを取材。
その上で有識者によるこれからの日本社会におけるヘルプマークの今とこれからを解説していただきました。
審議内容(各委員発言の大意)
- 委員
- ヘルプマークの存在は何となくしか知らなかったので大変興味深く聴かせてもらった。前半部分はヘルプマークを持っている人に踏み込んだ話を聞き、メリット・デメリットが浮き彫りになった。後半は専門家が理路整然と話をしていてわかりやすかった。
色んな人のインタビューが入っていて、集中してイメージして聴かないといけないのが、ラジオの醍醐味かなと思った。
ヘルプマークを持っていて助かったというような基本的なことがなかったような。基本知識があった上で、色んな人の声を聴くとよかったかもしれない。認知度が2割程度の中で、どういう効果があったのかを入れてもよかったかなと思った。
途中まで取得方法がわからないままモヤモヤしながら聴いた。最初に予備知識があってから、色んな人の声が聞けた方がよかった。 - 委員
- 知らないことが多く勉強になった。色んな病気や発達障害の方がいて、それぞれの立場の話が聞けてよかった。ヘルプマーク自体というより、それを受け入れる社会の理解や在り方を問うキッカケであるという話に興味を持ったし、社会に訴えかける番組になっていたのではないか。
1時間番組は長いので、最初に概要や流れがわかった上で聴ければよかった。この番組を聴いて理解は深まったが、実際にこのマークを見ても具体的に行動に移れるかと言えば難しいかもしれない。マタニティーマークならわかりやすいが、どういう種類のヘルプなのかもわからないので。 - 委員
- ヘルプマークに関して、1時間の番組でここまで掘り下げてもらい、ためになった番組だった。日本という国は、優しい人が多い反面、ヘルプマークを持つことでしか意思表示ができないという両面を持っているという話だったが、共存共栄するにはかなり時間がかかるのではないかと思いながら聴いていた。
車椅子などわかりやすい方ならまだしも、発達障害などはわからない。
現実としてすぐに解決する問題でもない。制作者がかなりのエネルギーを費やした番組なので、1時間番組としてフラットで聴いた場合は、結構ヘビーだと思う。途中で聴くのをやめた人もいるかもしれない。
途中曲が入ったが、もっと早く入れてほしかった。それぐらい集中力を持って聴き続けることが大変な番組だった。内容にリンクしている曲ではあったが。 - 委員
- 近年ヘルプマークを持っている人が多いが、具体的にどういった人が対象なのかと思っていたが、この番組では丹念に掘り下げていて丁寧な報道番組だった。日本生まれのマークだったことは知らなかったが、それが出来るまでの経緯もあった方がよかったかもしれない。
取材者が思いを持って作っていることが伝わってきた。ナビケータ―の大西アナと先生とのSNSのやりとりで今後啓発活動にも取り組みたいとあった。今後の取り組みにも注目していきたい。 - 事務局
- 本日は貴重なご意見をありがとうございました。
審議会の答申、または改善意見に対してとった措置およびその年月日
特になし
審議会の答申、または意見の概要を公表した場合におけるその内容放送年月日
意見の概要の公表
- 自社放送
- 令和5年6月26日(月)17時13分
- 自社ホームページ
- 令和5年7月中旬以降
- 神戸新聞
- 令和5年7月11日(火)朝刊
- 本議事録の備置き
- 令和5年7月下旬以降に、ラジオ関西本社および東京支社・大阪支社・姫路支社に備え置く
その他の参考事項
特になし
次回放送番組審議会
令和5年7月27日(木)14時00分を予定
以上
- 第664回 令和5年5月18日(木)
- 第665回 令和5年6月22日(木)
- 第666回 令和5年7月27日(木)