第627回 令和元年7月17日(水)
第627回 放送番組審議会議事録
1.開催年月日
令和元年7月17日(水) 14時00分
2.開催場所
本社 役員会議室
3.委員の出席
委員の総数:5名
出席委員数:4名
出席委員の氏名:松岡健|渡辺真二|内藤良介|伊藤亜都子
会社側出席者:代表取締役社長 桃田武司|編成営業局専任局長 池添哲也
4.議題
(1)社業報告
・第一四半期の経営状況
・民放連研究所「民放のネット・デジタル関連ビジネス研究」報告
(2)事務局からの報告
・連盟賞近畿地区審査会の結果報告
・「#このラジオがヤバい」冊子について
(3)試聴
試聴番組:『アンドロイドの兵庫五国連邦』
放送時間:令和元年6月25日(火) 13:00~13:25
放送内容:高校生ナンバー1漫才コンビ“アンドロイド”と神戸市立博物館副館長の山崎整さんとでお送りしている番組。兵庫各地域の基本情報や話題などを面白可笑しく紹介しています。
5.審議内容(各委員発言の大意)
委員:兵庫の五国の情報なのでネタは多くある。アンドロイドは年齢のわりに滑らかな喋りをしている。基本は山崎さんが切り回しをしているので、安心して自由に逸れたり跳ねたりしているのが良い。場合によっては、アンドロイド自身が切り盛りしたらどうなるのか、そんな回があってもいい。
県でも兵庫五国連邦企画をやっていますが、ラジオ関西の番組とは敢えて切り離していこうという話をしています。地域の方に自分でサイトにあげていってもらう形をとっていて、行政感を出さないようにしている。この番組の冒頭説明部分が行政ぽい感じがした。アンドロイドも気恥ずかしく喋っていた。もう少し砕けてもいい。1つ目のあるあるネタの部分もそういう堅い感じだったが、ウィキベディアみたいと突っ込んでいたので、これぐらい緩い感じでもいいのかなと思う。
委員:3人とも声が聴きやすい。テンポもよくハキハキしている。兵庫は広いので私も知らないことが多いぐらい。地元に相応しい番組、特に若い人がやってくれているので尚良い。
地元ネタで漫才を作っていたが、さらっとしていて地味な感じがした。あるあるネタもそんなに面白い工夫がなかった。もっとアンドロイド色を出して、ファンの人に濃い投稿をしてもらう部分とかもあっていいのではと思う。
委員:兵庫の魅力を発信しているのでネタは豊富。1つの町を25分かけて紹介しているので、まだまだ40回、50回でも出来る。山崎さんも上手くまとめていて、3人組の真ん中という感じ。
番組の構成として、最初3人、真ん中アンドロイド2人、最後にまた3人という構成になっていた。やはり山崎さんの存在は必要。兵庫のネタをするのに10代の2人にさせるには難しい想定になっている。アンドロイドだけでは兵庫の歴史など語らせるのは無理なので、山崎さん抜きにしては考えられない。
委員:兵庫五国について地元の人には常識かもしれないがラジオ関西は県外エリアの人も聴いているので、改めて基本的な風土・文化を紹介している番組があるということ自体が良い。堅苦しい学者の先生が紹介する番組はいくらでも作れるが、こういう肩が凝らずに聴ける番組も良い。神戸新聞でも五国という言葉がよく出るが、もっとミクロな地域(今回は新温泉町)で括る形をとっている。佐々木すぐるさんの話も一般的にはあまり知られていない話題も取り上げているし、山崎さんの小ネタや細部な部分も面白かった。
ただアンドロイドは、少し山崎さんに頼りすぎかなと思う。笑いも突っ込みも山崎さんに拾ってもらっている感じがする。例えば、地元の同世代の人と電話で出演してもらって若い者同士で自慢してもらうコーナーなどあれば彼らの雰囲気も生きてくるのかなと思う。
事務局:本日は貴重なご意見をありがとうございました。
6.審議会の答申、または改善意見に対してとった措置およびその年月日
特になし
7.審議会の答申、または意見の概要を公表した場合におけるその内容放送年月日
「意見の概要の公表」
自社放送:令和元年7月18日(木) 17時55分
自社ホームページ:令和元年8月以降
神戸新聞:令和元年8月 日( ) 朝刊
本議事録の備置き:令和元年8月中旬以降に、ラジオ関西の本社および東京支社・大阪支社・姫路支社に備え置く
8.その他の参考事項
特になし
9.次回放送番組審議会
令和元年9月18日(水) 14時00分からを予定
以上
- 第626回 令和元年6月19日(水)
- 第627回 令和元年7月17日(水)
- 第628回 令和元年9月18日(水)