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  • 第641回 令和3年2月17日(水)

    第641回 放送番組審議会議事録
    開催年月日

    令和3年2月17日(水)

    開催場所

    会議は中止。書面報告による開催。

    委員の出席
    委員の総数
    5名
    出席委員数
    5名
    出席委員の氏名
    加藤正文
    渡辺真二
    多名部重則
    伊藤亜都子
    内藤良介
    会社側出席者
    代表取締役社長 桃田武司
    編成営業局専任局長 池添哲也
    議題

    社業報告

    • 令和3年度1月月次も引き続き、コロナ禍の影響を受けて赤字となりました。4月から1月の通期でも5000万円超の赤字です。非常事態宣言が再び発令されたことで、上向きかけていた事業が再び影響を受けてしまいました。
    • 2016年から加わったデジタル収入が対前年度200%の伸びを見せていますが、ボリュームがまだまだ足りません。しかし、デジタルが伸びている状況は、営業の提案が下支えされている状態でもあり、引き続き「放送×デジタル」で地域に貢献できる体制の構築を急ぎます。
    • 緊急事態宣言下で、兵庫県内の美術館、博物館も集客が低迷しています。学芸員もせっかくの企画展を発信する機会が無くなって困っています。そこで、ラジオ関西では、ニュースサイト「ラジトピ」をつかって「学芸員によるリモート・ミュージアム・トーク」を始めました。学芸員がギャラリーを前に開いている説明会を、ラジトピを使ってリモートで実施してもらう試みです。テキストと画像をつかって、展覧会の展示を紙芝居風に楽しめるので好評です。こうした取り組みを県内の公立、私立の美術館、博物館に広げていく方針です。

    事務局からの報告

    • 特になし

    試聴

    試聴番組
    『きゃんぷる』
    放送時間
    令和3年1月31日(日) 17:30~17:55
    放送内容
    リアルにキャンプを行うラジオ番組。聞いている人に、キャンプをしている感覚になるぐらいの自然さでお送りし、キャンプ地周辺の木々や海の音やタープ、調理の音、そして焚き火の音など、ラジオならではの音にこだわった放送番組です。
    審議内容(各委員発言の大意)
    委員
    キャンプという最近のホットな話題で、臨場感のある音と、二人のテンポの良い掛け合いもあって、楽しく聞くことができました。ただ、テント設営の道具など専門用語が出てくるので、アドリブ的にうまく説明してもらえれば、キャンプに行ったことがない方にさらに面白さと臨場感が伝えることができたのではと思います。
    委員
    テント張りも含めてさまざまな音にこだわっている事がよく伝わってきました。カラスの鳴き声まで。ラジオならではの良さが出ていると思います。
    しかし、お2人で会話をしながらとはいえ、30分ほどひたすら作業をしている様子を音だけで聴き続ける事は少し苦痛でもありました。
    キャンプの様子を音だけで聴かせる番組を目指すなら、ビギナー対象ではなく、キャンプの事がイメージできる経験者、しかも流行のソロキャンプ好きをターゲットにした番組を作られてはいかがでしょうか。1人でキャンプを味わうようなリスナーが、「ああ、そういう事あるよなあ」とあるあるネタを聴いてニヤッとほくそ笑んだり、焚き火の音を聴くだけで炎のゆらめきを独りで味わうように浸る、そんな番組にすると、音だけでキャンプ体験へ誘う通な番組になるような気がします。
    委員
    私もキャンプの素人なので、期待を持って聴かせていただきました。
    石でペグを打つ音や、会話の臨場感、ひとりでテントを立てる難しさなどが、ゆる~い雰囲気で伝わってきて何度も笑わせていただきました。キャンプについての新たな役立つ知識を持つために聞くというよりは、のんびりした雰囲気を楽しめる番組だなと思いました。放送の時間帯が日曜の夕方ということで、キャンプに行かなくてものんびりと時間を過ごすときに聞きたいと感じました。まだテントを立てるというキャンプの第一歩のような段階なので、今後、スキルアップしたり進展があるのか楽しみです。送っていただいた資料では、「番組連動イベント」があるとのことなので、きゃんぷるのなかでもお知らせがあってもよいと思います。コロナの影響で、活動できることにも制限がありますが、キャンプは比較的実施できるよい企画だと思います。
    委員
    やはりラジオ関西さまがつくられるものは、ユニークでなかなか面白い番組でさすがだなと感じました。
    25分という限られた時間の中で、録音とはいえリアルな時間の使い方が戸惑いを感じはしたが面白かった。故に、キャンプを行うことを、何週もカットなしで続けるという内容はラジオを聴く側(リスナー)の想像力の豊かさに応じて番組の明暗が分かれていくのではないか。
    ラジオ関西さまの制作における取組み、トライ精神は非常に興味深く、今後もさらにおもしろい番組を制作していただければと思います。
    委員
    臨場感たっぷりな様子が新鮮だった。まだまだキャンプ初心者のナビゲーターがネスタリゾート神戸の星の広場から報告。鳥の声が聞こえ、がさごそと準備する様子が素晴らしい。イヤホンで聴けば息遣いまで聞こえてくる。ただ難を言えば本人たちだけが楽しんでいる感じがするところか。食レポなどもあってよいし、いまいる場所の魅力をもう少しく詳しく説明されていてもよい。聞き手を意識した部分ももう少し必要だと感じた。
    事務局
    本日は貴重なご意見をありがとうございました。
    審議会の答申、または改善意見に対してとった措置およびその年月日

    特になし

    審議会の答申、または意見の概要を公表した場合におけるその内容放送年月日

    意見の概要の公表

    自社放送
    令和3年3月11日(木) 17時11分
    自社ホームページ
    令和3年3月以降
    神戸新聞
    令和3年3月14日(日) 朝刊
    本議事録の備置き
    令和3年3月中旬以降に、ラジオ関西の本社および東京支社・大阪支社・姫路支社に備え置く
    その他の参考事項

    特になし

    次回放送番組審議会

    令和3年3月17日(水) 14時00分を予定

    以上