関西の世界遺産、相次いで拝観中止に「苦渋の決断」新型コロナ影響 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

関西の世界遺産、相次いで拝観中止に「苦渋の決断」新型コロナ影響  

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 延暦寺では、6月4日・最澄の命日に合わせて営まれる法要「長講会(じょうごうえ)」の中止も決めた。長講会では、毎年8月に琵琶湖畔の東南寺で営まれる「戸津説法」の説法師が指名されるが、今年は戸津説法も中止に。戸津説法の中止はコレラが流行した1877(明治10)年以来、143年ぶり。

 東寺と延暦寺は国家の安泰を願う密教の儀式「御修法(みしほ)」が毎年営まれることで知られる。いずれもこれまでに台風の被害で一時的に閉鎖することはあったが、長期の拝観停止は異例。

■姫路城や東大寺も

 なお、姫路城(姫路市)は4月9日~5月10日まで休城し、隣接する好古園・姫路市立動物園も休園。東大寺(奈良市)は4月24日~5月31日まで大仏殿の内部の拝観を停止する。

姫路城
姫路城は4月9日から休城
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