――ひょうご防災リーダーの講座では、具体的にどんなことを学びますか。
座学はもちろん、実習系の授業もあります。例えばAEDの使い方を実際に教わったり、放水訓練をさせてもらったり、地域の防災に関する取り組みをインタビューしたり。本当に幅広く経験をさせていただきました。すごく良い体験でした。
講座を修了すると、ひょうご防災リーダーという肩書が手に入り、さらに防災士の資格試験の受験も可能になります。
――音楽と防災を絡めた活動をされているんですよね。
はい!
2017年からボイスパーカッションのKAZZと一緒に防災音楽ユニットを結成しています。防災・減災に役立つ情報やメッセージをポップスの中に散りばめて届けています。たとえば「災害伝言ダイヤルの番号は171ですよ」とか、そういう情報です。「津波のときはとにかくまずは自分の命を守るために高台へ逃げなさい」とか。
◆有事の際にこそ人とのつながりを大事に
――なるほど。最近はどうですか。ライブができない状況ですが、どのような活動をされていますか。
ライブ配信がすごく楽しかったです!
防災・減災には人とのつながりが大切とよく言われます。身近な人たちと助け合うことが大事です。でも、今回のコロナでは感染防止のために普段から誰とでもソーシャルディスタンスをとらないといけないわけです。距離が遠くなっちゃいますよね。
シンガーソングライター 石田裕之さん
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