私が経営するダイニングバーも店長がコロナを機に退職、もう1店舗はアルバイトさんが地元に帰ってしまって人手不足。なかなか困難な出だしです。 何年もかかって積み上げてきたものを、また一から積み上げて行く感じです。新しい体制でやっていくことが決まりましたが、なかなかスタートを切るタイミングが掴めてません。
■次の手がない?
宣言解除や自粛緩和の話が出ても、同時に第2波・第3波の話を聞かされてるので、とりあえず民意を反映してどうせ来るであろう次の事態までの対策を取っただけに見えてしまいます。もしかしたら、政府は、根拠を探すことなく偶発的に収束するのを待ってるとか…
きょう・あすの話をしてる事業者と国や役所の温度差でしょうか。困窮してる側と待遇は変わらないけどやることが増えて不満な側との差ですかね。
ただただ「お金出せよ!」という意見は違うと思いますが、今回は自力でどうこうできるレベルではないので、国民が預けた税金を上手に使ってもらいたいとは思います。
僕は自力でオンライン申請して早めに持続化給付金をもらえたので、強くややこしいと感じてるわけではないですが、一律でできるものではないのでややこしいと感じてる人も多いようです。
■「持続化給付金」申請にもひと苦労
僕は受付が始まった5月1日当日にオンライン申請しました。夕方はサーバーが混んでたようで繋がりにくく、深夜に申請できました。近所で商売されてるお店は、相談受付の予約が取れそうだということで、これからアナログで申請始めるとのことです。僕とのタイムラグは1か月以上になると思います。
5月12日に100万円が入金されてホッとしてたのですが…僕たち事業主は法人・個人を問わず売上に応じて消費税を支払います。だからすぐに消費税の振替で無くなりました。今回はコロナの影響で税金の納付が1か月ほど遅らせていたんですが、結局支払うのには変わりないです。つまるところ「税金が元手になっている給付金で税金を支払うなら、消費税免除してからの給付でよかったんじゃないの?」飲食業をやっている人は皆そう感じているんじゃないかと思います。
5/1に持続化給付金の申請→5/12に口座に100万円入金→5/19に所得税の口座振替で残金ゼロ、こんな感じでした。まぁ税金から給付受けてるから仕方ないかもですが。
国から直接的なアナウンスもなく、欲しい人は自力で調べて的なところ、商売も様々なら申請者も様々です。全ての人にまんべんなく、一律は無理かもしれませんが、もう少し方法はないのかと思ってしまいます。マイナンバーを使う1人10万円の給付もしかり。