兵庫県内では28日、新たに33人の新型コロナウイルス感染が判明した。県内感染者の累計は1059人(死者は45人)。
このうち有馬警察署(神戸市北区)の30代の男性巡査部長が、新たに新型コロナウイルスに感染したことが兵庫県警への取材でわかった。巡査部長は尼崎市居住。兵庫県警では神戸西警察署の複数の幹部や男性巡査、運転免許試験場(明石市)職員、本部の刑事企画課員などが感染し、累計で16人となった。
巡査部長は刑事課に所属。21日に体調不良を訴え発熱があり、26日にPCR検査をしたところ27日に陽性と判定されたという。感染経路は不明。最終勤務は21日で、兵庫県警は現在、巡査部長の直近の行動について確認中としている。有馬警察署では28日から庁舎外にテントを設置して一般業務を行い、同僚の刑事課員など接触があった7人を自宅待機させ、本部からは応援の警察官10人を派遣した。