アイドル・森川美穂は今、大学教授 歌手活動とベストアルバム | ラジトピ ラジオ関西トピックス

アイドル・森川美穂は今、大学教授 歌手活動とベストアルバム

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 森川美穂さんは1968年、大阪出身。女性アイドル歌手花盛りの1985年にシングル「教室」でデビュー。ずば抜けた歌唱力で数々のヒット曲を生み出し、実力派ボーカリストとして音楽活動を続けている。デビュー当時の話、そして今の活動についてうかがう。

森川美穂さん(右)と、ラジオ関西の津田明日香アナウンサー(写真:ラジオ関西)
森川美穂さん(右)と、ラジオ関西の津田明日香アナウンサー(写真:ラジオ関西)

◆「アイドル」としてデビュー

――デビューした当時のアイドル界って、どんな世界だったんでしょうか?

私が所属していたヤマハという事務所はシンガーソングライターが多く、アイドルに関してはスタッフも含めて手探りの状態だったんです。私自身、アイドル歌手に憧れて歌を始めたわけでもなく……。ただ、キャンペーンで全国各地のラジオ公開生放送などに出演し、そこで同期のアイドルの人たちと共演することはありました。歌手である本人たちは、自分の与えられた仕事をこなすのみ、という感じ。今のように、身近にいる、握手できる、っていうことは本当になかったですね。

――会いに行けるのではなく、ステージの上だけの憧れの存在だったと。

そうですね。「アイドルはこんなことを言ってはいけない」という暗黙のルールもありました。あるイベントで、アイドルの人たちと一緒に大きな楽屋にいたとき、マネージャーから「こういう質問が来るから、こういう風に答えてね」と指示されている人を目撃したことも。私の事務所は本当に手探り状態だったので、そういう質問に対する答えを事務所が準備しなきゃいけない、ということも分かっていませんでした。だから私は言いたい放題(笑)。イベントの度に血液型を聞かれて「面倒くさいなぁ」などと普通に言っていましたから(笑)。

――当時そういう世界だったからこそ、森川さんの素直な、ざっくばらんな感じが目立ったのかもしれないですね。デビュー当時は高校生で、まもなく名古屋のラジオ局で冠番組『森川美穂の青春放送局』がスタート。マイクの前で話すのは、難しくなかったんですか?

私、おしゃべりが本当に苦手だったんです。今もスイッチが入らないとしゃべらない(笑)。だから当時、収録ではベテランの放送作家の方が私の前に座り、ネタをどんどん振ってくれました。それに対して「自分がどういうふうに思ったかだけを話しなさい」って言ってくださって。「何でもやっていいよ、どんなこと言ってもいいよ。あとから編集できるから」と。番組は5年間続いたのですが、私はしゃべることに関しては何の努力もしていないんです。周りの方のおかげですね。本当にたくさんのことを学ばせてもらいました。

――ラジオの良さってどんなところでしょうか?


DISC 1
01. 教室(1st SG/1985)
02. ブルーな嵐(2nd SG/1985)
03. 赤い涙(3rd SG/1986)
04. サーフサイド・ブリーズ〜真夏の風(4th SG/1986)
05. 姫様ズーム・イン(5th SG/1986)
06. おんなになあれ(6th SG/1987)
07. プライド(7th SG/1987)
08. Be Free(8th SG/1988)
09. わかりあいたい(9th SG/1988)
10. Real Mind(10th SG/1988)
11. チャンス(11th SG/1989)
12. フルフェイスとSummer Days(AL『おんなになあれ』より/1987)
13. LONG GOOD-BYE LONG(AL『おんなになあれ』より/1987)
14. Bird Eyes(AL『Nude Voice』より/1987)
15. クリスマスはどうするの?(AL『Nude Voice』より/1987)
16. スタンダード(AL『1/2 Contrast』より/1988)
17. あの頃に消えた夢(AL『Ow-witch!』より/1988)
18. ブリッジから見た夜明け(AL『Ow-witch!』より/1988)

DISC 2
01. ブルーウォーター(12th SG/1990)
02. 心のパーキング・ゾーン(13th SG/1990)
03. LOVIN’ YOU(14th SG/1991)
04. POSITIVE(15th SG/1991)
05. 目覚めたヴィーナス(16th SG/1992)
06. 翼にかえて(17th SG/1992)
07. 君が君でいるために(18th SG/1993)
08. 傷痕(19th SG/1994)
09. 恋していれば大丈夫(20th SG/1994)
10. 99 Generation(23rd SG/1996)
11. DOMINO(24th SG/1996)
12. フィンガー(25th SG/1996)
13. Yes, I Will⋯(SG『ブルーウォーター』c/w/1990)
14. BECAUSE(AL『POP THE TOP!』より/1991)
15. あふれる想いのすべてを⋯(AL『HALLOW』より/1995)
16. 輝きたい(AL『a holiday』より/1993)
17. 涙のあとにあなたがいれば(ボーナストラック/2020新曲)

【オンラインライブ情報】
オンラインひとり夏フェス「森川美穂 VERY BEST SONGS 35」発売記念!
森川美穂 ひとり夏フェス 裏ベスト35
2020年8月23日(日)

※「森川美穂 VERY BEST SONGS 35」購入者特典として、CD封入チラシにあるパスワードでチケットを半額で購入できます。

森川美穂 公式サイト
https://morikawamiho.com/

森川美穂 公式サイト(ヤマハミュージック)
https://www.yamahamusic.co.jp/s/ymc/discography/1071

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