明智光秀ゆかりの地として注目される兵庫・丹波について、歴史をはじめ多面的に取り上げる『ラジオで辿る光秀ゆかりの兵庫丹波』(ラジオ関西)。丹波篠山シリーズの3回目、8月13日放送回では、「デカンショ節」をピックアップ。毎年お盆の時期に行われる「丹波篠山デカンショ祭」を担当する丹波篠山市商工観光課の奥山慎平係長と小林真弓さんに電話インタビューしました。今回は日本遺産に認定されている「丹波篠山デカンショ節」や、今年初めての「オンラインデカンショ」について、お話をうかがいました。
※インタビュアーは、番組パーソナリティーである「兵庫・神戸のヒストリアン」として活躍する田辺眞人・園田学園女子大学名誉教授と久保直子さんです。
◆デカンショの由来は、「どっこいしょ」?
【久保】まずは「丹波篠山デカンショ祭」の歴史から教えていただけますか?
【奥山さん】「デカンショ祭」は昭和28(1953)年に誕生したと言われています。
【田辺】お祭りではどういうことをやってこられたのですか?
【奥山さん】地域ごとに踊られていた民謡踊り、デカンショ踊りが1か所に集約して第1回デカンショ祭が行われました。
【田辺】どのあたりでおこなわれていたのですか?
【奥山さん】当初は篠山川のあたりで開催されていたそうです。それが何年かしてから篠山城の南側で行われるようになったということです。現在はお城の北側(篠山城跡三の丸広場丹波篠山市北新町)で行われています。
【田辺】兵庫県は全国の都道府県の平均の2~3倍の日本遺産を持っていますが、「デカンショ節」は兵庫県下で最初の日本遺産になったんですよね。
15時間オンラインデカンショ(「ぐるり!丹波篠山」丹波篠山市公式観光サイトより)
https://tourism.sasayama.jp/dekansyo2020/
丹波篠山デカンショ祭
http://dekansho.jp/
『ラジオで辿る光秀ゆかりの兵庫丹波』2020年8⽉13⽇放送回音声