8月14日(金)公開の映画「思い、思われ、ふり、ふられ」は、主人公4人(浜辺美波・北村匠海・福本莉子・赤楚衛二)のもどかしくて切ない、恋の青春ストーリー。この作品は神戸市内各地でロケが行われた。そこで撮影を支えた神戸フィルムオフィス代表の松下麻理さんと、神戸をロケ地として選んだ三木孝浩監督に話を聞く。
◆神戸ロケの思い出
――ロケの多い作品ですが、印象に残っている現場はどこですか?
三木 松下さんが素敵な場所をいっぱい紹介してくれたんですけど、大丸山公園(神戸市長田区)の高台が良かったです。観光地っぽい所ではなく、普通の住宅地の中にあって、それでいて素敵な風景を撮りたかったので。
――松下さん、ロケ現場の様子はいかがでしたか?
松下 今作において高台は重要な場所でした。何度も登場するシーンだったので、実際にいろいろな場所へ足を運んだロケ地を監督にお見せしましたね。でも、監督が大丸山公園の高台を「いいね」と言ったときはびっくりしました(笑)。正直、そこが選ばれるとは思いませんでした。
三木 それくらい日常的で、身近なところにしたかったんです(笑)。
◆撮影中、印象的だったキャストの素顔
――役者さんたちの素顔、どんなことが印象に残っていますか?
松下 役者さんと監督が長い時間しゃべるのが「三木組」ならではだなと思いました。カットがかかると監督がバッ!と走っていって役者さんたちと真剣に長時間話すんです。そういう姿は、他の監督の撮影現場では見ないかもしれません。
■映画「思い、思われ、ふり、ふられ」
キャスト:
浜辺美波 北村匠海 福本莉子 赤楚衛二
上村海成 三船海斗 古川雄輝 / 戸田菜穂
原作:咲坂伊緒「思い、思われ、ふり、ふられ」
(集英社マーガレットコミックス刊)
監督・脚本:三木孝浩
脚本:米内山陽子
音楽:伊藤ゴロー
劇中音楽:小瀬村晶
主題歌:「115万キロのフィルム」Official髭男dism
(LASTRUM Music Entertainment Inc.)
映画「思い、思われ、ふり、ふられ」公式ホームページ
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