2008年「男坂」でCDデビューし、“人を元気にする”をモットーとする男装アイドルグループ「風男塾」。メンバーチェンジを繰り返しながら、現在は大阪出身の愛刃健水をはじめ、紅竜真咲・神那橙摩・偉舞喜雅の4人で活動中だ。愛刃は2020年末で卒業する予定だったが、新型コロナウイルスの影響でライブやツアーが充分にできていないとして2021年3月まで延期となった。グループが力を入れるライブ活動やファンとの交流について尋ねる。（聞き手はラジオ関西の春名優輝アナウンサー）
◆すぐそばにいる「男子」をイメージ
――「風男塾」というグループ名はどのように決まったんですか？
愛刃健水（あいばけんすい・以下、愛刃） 自分が加入する前は「腐男塾」だったんです。ただ、「『腐』という漢字を付けていると食べ物のCMに出られないんじゃないか」という意見が出てきたらしく（笑）。そこで、グループ名を爽やかに切り替えて、「また新しい風を吹かしていこう！」ということで現在の「風男塾」になりました。
――お二人の名前の由来も教えてもらえますか？愛刃さんは「水」が入っていますね。
愛刃 はい。それぞれメンバーカラーがありますので、「水」が名前に入っている俺は水色を担当しています。
紅竜真咲（くりゅうまさき・以下、紅竜） 俺は赤色担当です。
――その他のメンバーは、神那橙摩（かんなとうま）さんがだいだい、偉舞喜雅（いぶきみやび）さんが紫ということですね。ところで、一人称はやはり「俺」なんですか？
