酒造メーカーの沢の鶴株式会社と食品商社の富永貿易株式会社が、「古酒仕込み紅茶梅酒」を共同開発し、9月28日から発売することになった。
沢の鶴は2年前から紅茶を使用した梅酒の開発をスタート。紅茶の選定にあたり、同じ神戸に本社を構える富永貿易に協力を依頼し共同研究することになった。
ベースの梅酒は、兵庫県産山田錦で仕込んだ生酛(きもと)づくりの純米酒を3年以上熟成させた古酒に、上質な南高梅を漬け込んだもの。その梅酒で、富永貿易が輸入販売をする「HAMPSTEAD TEA(ハムステッドティー)」のオーガニックのダージリン茶葉を抽出。長期熟成させて日本酒のとろりとした深みのある味わいと紅茶の豊かな風味に南高梅の酸味が調和した、アールグレイフレーバーが穏やかに香る豊潤な旨味の紅茶梅酒に仕上がっている。
沢の鶴の西村隆社長は、「神戸は、紅茶文化のある街、地元神戸同士のコラボで新しい価値の創造を発信したい」とコメント。富永貿易の富永昌平社長は、「この紅茶梅酒は、食事中にもスイーツにも合うのでぜひ楽しんでいただきたい」と呼びかけた。
「古酒仕込み 紅茶梅酒」
アルコール度:11度
容量:300ml
参考小売価格:1,280円(税別)
■販売スケジュール
沢の鶴公式ネットショップ3店舗で予約受注開始
(オンラインショップ・純米酒蔵Yahoo!店・純米酒蔵楽天市場店)商品出荷
=9月28日~
沢の鶴資料館ミュージアムショップ先行販売
=9月26日~
一般発売開始(全国の酒類取扱店舗及び飲食店)
=9月28日~