ばんば 中西さんはNHKの子ども番組の歌も作ったり。「そっち系」は、これはまたどういうきっかけでやり始めたんですか？
中西 番組に「ぱわわぷたいそう」という体操の曲がありまして、それの代替わりっていうのが10年に一度ぐらいあるんですけど、その曲を歌ってみないか？というところから『おかあさんといっしょ』には参加させてもらっています。それから「月の歌」という、毎月新しい童謡が生まれる企画に曲を書いてみてもらえないかと頼まれて。「ぼよよん行進曲」というかわいらしいマーチができて、たくさんのお兄さんお姉さんたちに歌い継いでもらっています。
ばんば これすごいと思うのは、変な話やけど、例えば年月が経ってその子たちが大きくなった時に、中西圭三という人間を覚えてなくても歌は覚えているよね。「あの時歌ってた人！」みたいな。世代をこえて、年齢をこえて。歌が生き続けているということが素晴らしい。
中西 大きくなると「Choo Choo TRAIN」に出会ったりなんかしてね（笑）。
ばんば 「あ！同じ人！」ってね（笑）。
中西 よしお兄さんという、卒業なさった体操のお兄さんがいらっしゃるんですが、その方のYouTubeチャンネルで「ぼよよん行進曲」を歴代のお兄さんお姉さんたちと歌って。このコロナ禍の中で、こうして音楽で寄り添えたのがすごく奇跡的でありがたかったな。
ばんば じゃ、最後にたくさんのリスナーの方にメッセージをいただければ。
中西 ほんとに大変な時代ですけれども、「音楽で少しでも役に立てれば」というだけの想いで制作活動をしています。「流れ星」、そして、「愛することを信じて～Amzing Grace For You～」、ぜひ聴いてみて下さい。
ばんば ということで、またこの番組にも！ 中西圭三さんでした。
※ラジオ関西『ばんばひろふみ！ラジオDEしょー！』2020年9月16日放送回より
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