明智光秀ゆかりの地として注目される兵庫・丹波について、歴史をはじめ多面的に取り上げる『ラジオで辿る光秀ゆかりの兵庫丹波』(ラジオ関西)。10⽉22⽇放送回では、道の駅「丹波おばあちゃんの里」執行役員支配人で駅長の野原正章さんにお話を聞きました。番組パーソナリティーは、「兵庫・神戸のヒストリアン」として活躍する田辺眞人・園田学園女子大学名誉教授と、久保直子です。
舞鶴若狭自動車道の春日インターチェンジ、そしてそこから伸びる北近畿豊岡自動車道という拠点の麓にあるのが、道の駅「丹波おばあちゃんの里」(兵庫県丹波市春日町七日市710)です。
七日市という地名からみても、中世の頃から毎月7日に市が立っていたところ。物の取引の中心だった場所に、この道の駅があるのは興味深いことです。
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――道の駅「丹波おばあちゃんの里」では、どういったものが売れているのでしょうか?
自前の加工施設があり、アイスクリームやベーカリー、お弁当などを製造しています。素朴な味が人気の食パンやフランスパンなどのベーカリーが一番人気があります。
直売所では、160人強の会員さん(地元の方)で構成されている生産部会の方たちが毎朝出荷し、残ればすべて持ち帰り、また翌日新しいものを持ってくるので新鮮な野菜がそろっています。
建物はそれぞれ独立しているのですが、奥にレストランコーナー、その前にトイレのある建物があり、ちょうどその隣に、現在は大河ドラマ『麒麟がくる』のパネル展示をしています。(道の駅「おばあちゃんの里」から)明智光秀ゆかりの地、黒井城跡をのぞめることもあり、(黒井城主だった)戦国武将の赤井直正と明智光秀の紹介をしています。
――「おばあちゃんの里」という名前の由来は?
道の駅「丹波おばあちゃんの里」
https://michi-kasuga.jp/
『ラジオで辿る光秀ゆかりの兵庫丹波』2020年10⽉22⽇放送回音声