影響は海外より国内 工業用洗浄機メーカーも試練の1年 鍵は継続性 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

影響は海外より国内 工業用洗浄機メーカーも試練の1年 鍵は継続性

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 今秋に神戸国際展示場で行われた『国際フロンティア産業メッセ2020』。その西日本最大級の産業総合展示会と同時開催されたのが、「こうべしんきん ビジネスメッセ 2020」だ。今回、ブース出展社のなかから、森合精機株式会社(本社:明石市二見町南二見)社長室主任の吉村尚輝さんに最近の情勢や取り組みを聞いた。

森合精機株式会社
(※写真撮影時にマスクを外していただきました)

 加工直後の部品を洗う工業用の洗浄機を主に製造している森合精機。毎年ビジネスメッセに出展しているなか、今年はコロナ禍の大変な時期での開催になったが、同社は「経済活動は我々も止めることはできないというところで、弊社も少なからず影響を受けているものの、最善の手を打って事業活動していこうということで、今年も出展しました」(吉村さん)。

 同社は上海にも拠点があるが、そちらは復調傾向で、むしろ国内の方が落ち込んでしまっているとのこと。「できるだけ経費を削減し、営業マンは動ける範囲で動き、新規の開拓も含めて、お客様とのつながりを大切にしながら活動している」と、現状を考慮しながら前進し続ける姿勢を語った。

 一方、もの作りにおける人材不足について、同社は毎年新卒・中途の採用も行っているが、「新卒に関してはコロナ禍の影響で(採用が)少し難しい、大変な思いはしている。それでも、継続してやりつつ、来年も頑張れる1年にしたい」と前を向いていた。

森合精機株式会社、社長室主任の吉村尚輝さん(※写真撮影時にマスクを外していただきました)
森合精機株式会社、社長室主任の吉村尚輝さん(※写真撮影時にマスクを外していただきました)

※ラジオ関西『こうべしんきん三上公也の企業訪問』2020年11月3日放送回より


『こうべしんきん三上公也の企業訪問』2020年11月3日放送回 音声

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