南あわじ市にあるJAあわじ島、榎列 (えなみ)集荷場の様子は、圧巻だった。レーンに次々と「あわじ島レタス」が流れてくるが、ここでは生産者がラップに包み、箱に詰めて来たレタスを専門の検査員が素早く確認し、「A品」「優品」「秀品」と三段階に選別していく。そして「真空予冷」といわれる、品質・鮮度を保つための作業も行われていた。
南あわじ市では、集荷場が14か所あり、色々な野菜を集荷し、その日の内に出荷する。この榎列集荷場ではレタスの他にも「サニーレタス」「グリーンウェーブ」「白菜」「キャベツ」などを集荷していた。
また、女性生産者グループ「べっぴんハート」の代表、阿部摩利子さんにもお話を聞いた。
農家の阿部さんは、いろいろな活動をしているなかで、レタスの生産にも力を入れている。朝早いときは3時から、集荷場に持っていくための作業を始める。それも「新鮮なレタスを消費者に届けるためだと思えば楽しい」と微笑む。
そんな阿部さんのおすすめのレタスの食べ方は、レタスしゃぶしゃぶ。「とてもおいしいんですよ」。
南あわじ市では、直売場「美菜恋来屋」(みなこいこいや)で「あわじ島レタス」を豊富に取り扱う。ぜひ、淡路島に足を運んだ際には直売場を訪れ、産地直送の逸品を食べてみてはいかがだろうか?
※ラジオ関⻄『⾕五郎の笑って暮らそう』より
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