宮司の別所賢一さんは「祭自体をどうするか、疫病退散の祭りを取り止めるわけにはいかない、として規模を縮小して開催できました。お詣りされる方々はみな、新型コロナウイルスに対処でき得るワクチンや治療薬の出現を望んでおられます。ここは道修町、お薬の街ですから、関西、大阪からの誕生を祈願しました。国が国民を思い、GoToキャンペーンの見直しを考え、なおかつ経済の循環をより早く正常に戻さなければならない側面もあります。こうしたなか、私たちに出来ることはソーシャルディスタンスを守り、密を作らずにお詣りをする、これらに消毒やうがいも加えて、当たり前のことを日常の生活に活かすことが大切です」と話す。
そして別所宮司は「あまり右往左往せずに、”張り子の虎”を見つめて、少しずつの我慢を積み重ねてゆけば、来るべき新たな年に(ワクチンや治療薬が出現する)朗報が聞けるのではないかと思います」と参拝客を鼓舞した。