森川美穂による「思い出の風景をMVに」楽曲プロジェクト、全35曲の配信ライブも

2020/12/04

　1968年生まれ、大阪府出身の森川美穂さんは、1985年にシングル「教室」でデビュー。それ以来、ずば抜けた歌唱力で多くの名曲を生み出していた。2007年からは大阪芸術大学演奏学科で教鞭をとりながら、ボーカリストとしての活動も続けている。今回は、森川さんが11月11日にリリースした「HERE WITH ME」と楽曲プロジェクト、そして12月5日に行われる配信ライブについて詳しく聞いた。

――11/11に「HERE WITH ME」がリリースされました。どんな曲なんでしょうか？

【森川美穂（以下、森川）】これは1996年にリリースした「Solista」というアルバムに収録されていた、ラテンテイストの曲です。ウォーレン・ウィービーという、アメリカのボーカリストと2人で歌った、私にとって初のデュエットソングでしたね。でもデュエットの曲なので、なかなか歌う機会がなくて……すごく良い曲なので、なんとか1人で歌えないだろうか？って思って、作詞家の松井五郎さんに日本語の歌詞を作っていただいて、この度、私1人で歌ったものがリリースされました。

――元々はオーケストラ演奏だったものが、今回はピアノ伴奏に変わっていますね。

【森川】元々の曲は生オーケストラでやっているので、すごい奥行きのある音になってますけど、今回は1人バージョンだったので、全然違った形で録音しました。

◆思い出の風景でつくる、ミュージックビデオ

――この「HERE WITH ME」を題材にしたプロジェクトがあるそうですね。

【森川】はい。「みんなでつくるHERE WITH ME」と題しまして、大切な人と一緒に見た思い出の風景だったり、大切な人にいつか見せたい風景をテーマに、写真を募集しています。皆さんから応募していただいた写真をつなぎ合わせて、来年1月にミュージックビデオを作るという。これを皆さんに観ていただこうかな、という企画を考えております。

――森川さんにとっての、大切な景色はありますか？

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