【森川】そうですね、いつも椅子に座ってお話していると思うんですけど、腹式呼吸って、座った方がやりやすいんですね。今ちょっとやってみましょう。息を吐ききってください、次は思いっきり吸ってください。明日香さんは今、肩を動かさずに息を吸いましたよね?これ実は、肩が上がる人は腹式呼吸ができていない証拠なんです。
<腹式呼吸のやり方について、レクチャーを始める森川さん。「息を吐くときは、唇を突き出さずに、歯と歯の間からスーッと吐ききる。息を吸うときは、口からでも鼻からでもいいので、お腹が膨らむイメージをしっかり持ってください」と指導する。座る時は姿勢を正し、椅子に浅く腰掛けて、骨盤を立てるようなイメージを持つことが大切だと言う。森川さんは「私も若いとき、力まかせに喉を締めて歌っていた」と明かし、そのせいで声を枯らしたり、声が出なくなったこともあったと振り返る。そこで声を出せるようになるため、自分でさまざまなトレーニングを考えたそう。その結果「やっぱりお腹をしっかり動かす、っていうのは、声帯をギュッとしめないってことに繋がるんですよね」と、腹式呼吸が基本中の基本であることを再確認したと言う。>
――腹式呼吸は、本当に基礎的なトレーニングなんですね。
【森川】喋るときに、お腹がしっかり動くことをイメージしてください。それを意識するだけで変わると思います。
※ラジオ関西『PUSH!』2020年12月2日放送回より
■森川美穂 公式サイト
森川美穂 オフィシャルホームページ (morikawamiho.com)