里山を活性化!誕生したのは「はりまで育てたビール」【さとまちガイドラボ】

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 空き家や農業の人手不足などの問題を抱える「里山」の人々。一方、里山体験してみたい、興味があるという「街中」の人々。双方の人々のつながりを作ればWin-Winの関係が築けるのでは? そんな発想から始まったのが「さとまちガイドラボ」という取り組みだ。

 ラジオ番組『週明けクマチャンネル』(ラジオ関西)のパーソナリティーで、普段は街中に住むクマガイタツロウも、前回、朝来市に行って黒枝豆の収穫や選別作業などを体験。今回は「枝豆といえばビール」ということで、佐用町と姫路市がタッグを組んで作った「はりまで育てたビール」を紹介する。

「はりまで育てたビール」
「はりまで育てたビール」

 番組には「はりまグリーンラボ(姫路市)」代表の黒田さんと、「佐用町江川地域づくり協議会」の小林さんが電話で出演。今回の取り組みに至るまでの経緯や、感想などについて話を聞いた。

「11集落で構成されていて、地域の共通した問題解決に取り組み、どうすればより良いふるさとになるのかを協議している」(小林さん)という、「佐用町江川地域づくり協議会」。このたび佐用町が抱える問題のなかに「耕作放棄地をなんとかしたい」という声があったという。そこで、さとまちガイドラボを通して「はりまグリーンラボ」と出会う。

 耕作放棄地の活用法として提案されたのが、ビールの原料となるホップの栽培だ。

ホップ
ホップ

「はりまグリーンラボ」は、「緑を育てることで、地域を元気にする」という想いのもと、立ち上がった団体。そもそもが「ホップを育ててビールを作ろう」という、ビール好きによる集まりだったため、今回の提案(ホップ栽培)に至った、と黒田さんは語る。

 そうして始まった、耕作放棄地でのホップ栽培。実際に収穫して、できあがったビールを飲んだ時は「自分で作ったホップ、というストーリーがあったので、今までに飲んだことがない味だった」と、小林さんは感慨深げに感想を述べる。

 そして、ホップを育てた感想については「初めての試みだったので、試行錯誤した。全体的には育てやすい植物ですが、苗が活着(植えた場所で育ち続けること)するまでの水やり作業や、除草作業、収穫時期の見極め、摘み取りなど、人力作業が大変だった」と言い、さらに「協力してくれる人たちの作業ローテーションを最初に決めておけば良かったと思う」と、反省点も明かした。

耕作放棄地でのホップ栽培の様子

 最後に、小林さんは「今回は1.5kgのホップが収穫できたが、今後はこれまでの反省をふまえて収量を増やし、ゆくゆくは収益につながるよう取り組みたい」と、来年に向けての熱意を語った。

「さとまちガイドラボ」は、クマガイタツロウも登録している。ぜひ、あなたも里山を体験してみてはいかがだろうか?

「さとまちガイドラボ」の取り組み

「さとまちガイドラボ」(ひょうご関係人口案内所)公式サイト
https://www.satomachi-guide-lab.com/

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