鉄道好きにとっては、見逃せないスポットがまた1つ、静岡に生まれた。
南アルプスのふもと、大井川流域を走る大井川鐵道（本社：静岡県島田市）の大井川本線に新駅、「門出（かどで）」駅が開業。隣接する体験フードパーク「KADODE OOIGAWA（かどで・おおいがわ）」とともに、2020年11月12日に運用がスタートした。
また、「門出」駅の隣の「五和（ごか）」駅も「合格」駅へ改称。日限地蔵尊のある「日切（ひぎり）」駅から、「合格」駅、「門出」駅と、3つの駅が並ぶことになった。「合格」駅では合格祈願のお守りが、「門出」駅では良縁祈願のお守りが、それぞれ発売されている。
一方、「KADODE OOIGAWA」は、大井川流域の緑茶や農産物、観光の魅力を体験できるフードパークだ。16種類の茶葉について説明されている『MANDARA茶柱』、16種類の茶葉から1つを選んで、湯の温度と抽出時間によって自分好みのお茶を自分でいれることができる『緑茶B.I.Y.スタンド』、茶葉になって“蒸されたり”、“揉まれたり”、“火入れされたり”する気分を体験できる『緑茶ツアーズ』などがある。
さらに、県内最大級の売り場面積の農産物マルシェや復元展示されたSL「C11形312号機」、「門出」駅を通るSLを眺めながら、大井川流域の農産物を使った料理を楽しめる農家レストラン『Da Monde』もおすすめだ。
そして、「KADODE OOIGAWA」の東エリアにできたのが、TOURIST INFORMATION「おおいなび」。その新たな観光案内所兼物産販売所では、大井川のおすすめスポットのカード100枚からオリジナルのパンフレットを作ることができる体験プログラム『大井川でやるべき100のこと』も見逃せない。
ほかにも、子どもたちもダイナミックな遊具などで遊ぶことができるキッズパーク「ちゃめっけ」や、緑茶色のポスト、漆黒・煙・ミックスのSLソフトなどもある「KADODE OOIGAWA」は、心おどる仕かけがいっぱいだ。
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大井川鐵道は、日本で唯一年間300本以上のSLが走っている鉄道。大井川本線の「新金谷」駅から「千頭」駅まで、SLや“きかんしゃトーマス”に乗ることができる（トーマスは「家山」駅まで）ことでも有名だ。
※ラジオ関西『羽川英樹ハッスル！』2020年12月10日放送回「こちら静岡県大阪事務所です」より
■ハローナビしずおか（静岡県観光公式サイト）
■大井川鐵道
■KADODE OOIGAWA
■静岡県大阪事務所（ふじのくに領事館）
