おうちでできる生ごみ処理エコ活動 ~家庭でも可能なバッグタイプの開発エピソード~ | ラジトピ ラジオ関西トピックス

おうちでできる生ごみ処理エコ活動 ~家庭でも可能なバッグタイプの開発エピソード~

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 元フジテレビアナウンサーで、兵庫県出身のフリーアナウンサー・田中大貴さんが、地元のラジオ局・ラジオ関西で、林歳彦さんとパーソナリティーを務めるラジオ番組『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』。毎回、「ええやんカー」「やってみよう!!」の実践・活動家であるアスリートや経営者とともにトークを進めている。

 今回はローカルフードサイクリング株式会社(本社:福岡市東区)の平由似子代表をゲストに迎え、「子どもたちに残すべき、サステナブル(持続可能)な社会とは」をテーマに、同社の開発した商品のエピソードを交えて、話を進めた。

左から、林歳彦さん、田中大貴さん、ローカルフードサイクリング株式会社の平由似子代表
左から、林歳彦さん、田中大貴さん、ローカルフードサイクリング株式会社の平由似子代表

 同社は「LFCコンポスト」という、生ごみを栄養のある堆肥(土)に変える専用バッグ(容器)の開発・販売を手掛けた。

家庭の生ごみを減らし、おいしい野菜をつくるための堆肥(土)を作ってくれるコンポスト「LFCコンポスト」の専用バッグ(LFCコンポスト ホームページより)
家庭の生ごみを減らし、おいしい野菜をつくるための堆肥(土)を作ってくれるコンポスト「LFCコンポスト」の専用バッグ(LFCコンポスト ホームページより)

 生ごみ処理機ということで、当初、「ポリバケツ」的なものを想定していた番組パーソナリティーやスタッフ。しかし、実際にみると「シックでオシャレなエコバック」のよう。しかも素材はペットボトルリサイクル製品というから、この時点ですでに“エコ”であり、“サステナブル”で、“エシカル(倫理的・社会的)”といえる。

 家庭で出る生ごみの約90パーセントは水分で、残りの約10パーセントが栄養分。この専用バッグに入れて独自の配合基材を混ぜ合わせ置いておくと、微生物が分解を早め、悪臭の発生を抑え、植物にとって大変栄養のある「堆肥」ができあがるというもの。

 仮に1日300gの生ごみを1か月半~3か月投入し続けても、高さ37cm、横幅50cm、奥行21cm(持ち手含まず)のバッグは満杯にならず、その後2~3週間で堆肥となるそうだ。

 平さんは独身時代、証券会社でバリバリ株を売っていた敏腕証券ウーマン。バブル期にはイケイケの派手なときもあり「地球環境」のことなど考えたことなどなかったという。

 そんなある日、平さんが大好きだった父親が「末期がん」にかかり、余命3か月の宣告を受ける。医師と相談して、父親を病院から自宅に移して療養することを決めた。自宅では「玄米菜食」に変えて元気に過ごそうと家族で話し合っていた矢先、初日から壁に当たった。


◆LFCコンポスト
https://lfc-compost.jp/

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