そうですね。ただ一般的な知識として知っていただいて、ご自宅で思いをはせるのもいいんじゃないでしょうか。関西では真北を0度として時計回りに118度、だいたい南東方向より少し東側から太陽が昇ります。方位磁石のコンパスで方位を調べる方も多いと思いますが、実は磁石が示す北と、地図で示す真北には少しずれがあります。磁針方位、と言うのですが、神戸近辺では磁石が示す方位は真北から8度ほど西にずれていますので、方位磁石で方位を確かめられた場合は、ちょっとだけ右を向くといいでしょう。
密にならない空間を選んで初日の出を見に出かける際は、足場や周囲の交通の状況などを明るい時に確かめていただき、来るべき2021年こそは新型コロナウイルスの収束を願って、心も体も安全に「ご来光」をお迎えください。
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■水平線から浮かび上がる朝陽に生きる勇気を……海の男が託す夢
帆船やヨットによるセイルトレーニングを中心に、地域交流イベントなどで精力的に活動する伊丹市の会社員・高見昌弘さんは、ラジトピに初日の出の画像を寄せた。そして「やはり希望が湧くのは水平線から日の出。生きる勇気をもらうのは燃えるような太陽。朝の来ない夜はない。このコロナ禍が一日も早く明けて欲しい」と来るべき年に希望を託した。
◇各地の初日の出の時刻については、第5管区海上保安本部・海の相談室のホームページで紹介。パソコンやスマートフォンでは「第5管区海上保安本部 海の相談室」で検索できる。このほか海水温や潮汐、海の流れほか航海安全のための情報など、様々な海の情報提供を行っている。