文豪・谷崎潤一郎が訪ねたかった生誕地 アマビエ・鍾馗に続く疫病除け 実在した平安の高僧、「元三大師」を知っていますか? | ラジトピ ラジオ関西トピックス

文豪・谷崎潤一郎が訪ねたかった生誕地 アマビエ・鍾馗に続く疫病除け 実在した平安の高僧、「元三大師」を知っていますか?

玉泉寺 1573(天正元)年に織田信長の兵火で全山焼失、「元三大師の再来」とされた天海の庇護のもと再建、本堂は江戸後期・安永年間に彦根藩主・井伊直幸(なおひで)公による大改修がなされた
玉泉寺 1573(天正元)年に織田信長の兵火で全山焼失、「元三大師の再来」とされた天海の庇護のもと再建、本堂は江戸後期・安永年間に彦根藩主・井伊直幸(なおひで)公による大改修がなされた
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元三大師・良源 「正月三日」が命日 諡号(おくり名)は慈恵
元三大師は如意輪観音の化身とも〈※画像提供 長浜城歴史博物館・学芸員 福井智英さん〉
このような姿にも…「鬼大師(降魔大師)坐像」玉泉寺蔵
「角大師」様々な表情(右から京都・尊勝院 東京・寛永寺 大阪・四天王寺)※四天王寺のカード型護符(右上)は2021年1月1日に販売開始も即完売、追加発注予定
京都・三千院と滋賀・西明寺の元三大師護符〈※画像提供 長浜城歴史博物館 福井智英さん〉
「この護符を見て、改めて生活様式を見つめなおしてほしい」と吉田住職
生誕地とされる玉泉寺境内にある石碑(滋賀県長浜市)
玉泉寺 1573(天正元)年に織田信長の兵火で全山焼失、「元三大師の再来」とされた天海の庇護のもと再建、本堂は江戸後期・安永年間に彦根藩主・井伊直幸(なおひで)公による大改修がなされた
比叡山・横川(よかわ) 四季講堂(元三大師堂)
比叡山内で北に位置する「四季講堂(元三大師堂)」かつて元三大師の住房があった
四天王寺・元三大師堂 1623(元和9)年の建築、境内で最古の建造物。数々の災禍を免れ、1954(昭和29)年に国の重要文化財に
オールカラー「疫神病除(えきしんやまいよけ)の護符に描かれた 元三大師良源」(サンライズ出版)
「乳野物語(ちのものがたり)~元三大師の母」谷崎潤一郎著 「細雪」全巻刊行の2年後、1952(昭和26)年の作品
福井学芸員は「新型コロナウイルス感染症の終息を願い執筆」右手に元三大師とおみくじについての記述がある文書
「身に着ける角大師護符」Tシャツ(白・黒) 四天王寺では元三大師堂などで2021年1月1日から販売

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