さて、映画「黄金の弾丸」は、とある豪邸でおこった殺人事件をめぐり、事件を追う私立探偵と怪盗「愛の賊」が登場する探偵活劇。探偵と愛の賊の関係は敵ながらもどこか信頼関係を通わせる、ルパン3世と銭形警部に似ています。
サスペンスあり、謎ときあり。そして作品の後半で行われるカーチェイスの場面では、須磨の松林から三宮までの間を走る蒸気機関車が登場するほか、神戸旧外国人居留地の貴重な映像が映し出されています。
このたび、よみがえった神戸の貴重な風景が登場する映画「黄金の弾丸」は、活動弁士の大森くみこさんと、サイレント映画ピアニスト・天宮遥のピアノでお送りする「活弁版」、楽器伴奏がつく「合奏版」の2種類で配信。料金は1000円で、30日間視聴できます。詳細は神戸映画資料館の公式サイトに掲載されています。
(文:天宮遥)
◆神戸映画資料館 公式サイト
https://kobe-eiga.net/