「与えられたポジションで100パーセントの力を出すのがプロ」ヴィッセル神戸DF山川哲史インタビュー全文(1) | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「与えられたポジションで100パーセントの力を出すのがプロ」ヴィッセル神戸DF山川哲史インタビュー全文(1)

LINEで送る

この記事の写真を見る(2枚)

 サッカー・J1のヴィッセル神戸応援番組『GOGO!ヴィッセル神戸』(ラジオ関西、パーソナリティー:宮川陽香)の2月8日の放送では、沖縄キャンプの直前に収録したDF山川哲史選手のインタビューの模様をオンエアした。(※インタビューはオンラインで実施) その前編では、山川選手がこれまでの歩みやルーキーイヤーの2020シーズンを回顧。新境地を開いたサイドバックでのプレーや、ベスト4入りに貢献したACL(「AFCチャンピオンズリーグ」=アジアナンバー1クラブを決める大会)についても語った。

ヴィッセル神戸の山川哲史選手 ©VISSEL KOBE
ヴィッセル神戸の山川哲史選手 ©VISSEL KOBE

――山川選手は兵庫県尼崎市出身で、ヴィッセル神戸U-18、筑波大学を経て、昨シーズンからヴィッセル(トップチーム)でプレーされています。改めて、地元でプロとしてプレーしている思いを聞かせてください。

尼崎出身ですが、中学時代からヴィッセル神戸の育成組織に所属させてもらって、高校時代を含めて6年間お世話になりました。僕はヴィッセル神戸に育ててもらった選手。その分、プロになった今、結果で恩返ししたいという強い気持ちを持ってやっています。

――ユース(育成組織)でプレーしていたときや、筑波大学のときと比べて、昨シーズンのプロ1年目のときでは、精神面や練習などで、差を感じることはありましたか?

もちろん、ユースとプロとでは全然レベルが違います。ただ、僕は大学に行ってよかったなと思っています。

ヴィッセル神戸U-18は、ひとつのコンセプト、「この形をやるんだ」というような自分たちのサッカーを持っていて、それを貫いてどの相手にもやるというのが、チームの色でした。

一方、筑波大学では、相手の弱みを突いたり、逆に強みを消しにいったり、相手に合わせるようなサッカーをしていました。

そのように、それぞれ別のコンセプトのチームでできたことがよかったと思っています。プロになって、監督が変わったりということもありましたが、そういったところにも順応できる頭の整理(の仕方)や、マインドの持ち方などは、大学で学べたので、それはすごいよかったなと思います。

ヴィッセル神戸の山川哲史選手(写真中央)©VISSEL KOBE
ヴィッセル神戸の山川哲史選手(写真中央)©VISSEL KOBE

※インタビュー(2)に続く

LINEで送る

関連記事