生活の利便性もよく、田舎すぎない。兵庫県の中央やや南に位置する加西市は、市が持つ魅力と子育てや住まいなどのサポート制度を紹介する冊子「イーナカサイ」をこのほど発行した。
冊子は全22ページからなり、移住者のインタビューや子育て・移住定住などの支援制度など、加西市の魅力満載の1冊になっている。加西での暮らしを市内外の人々に伝え、移住・定住につなげたいという。
インタビューでは、起業がきっかけで移り住んだ人や結婚、テレワーク、外国人をテーマに、どのような支援を受けたのか、具体例とともに紹介。また「子育て」「住まい」「仕事」「暮らし」のサポート制度をわかりやすく紹介している。
加西市「きてみて住んで」課の担当者によると、移住に関する相談件数はコロナ前よりも増えているといい、冊子を通して「加西の魅力を知ってもらいたい」とする。また移住を考える人だけではなく市内に住んでいる人にも、さまざまな制度があり魅力いっぱいのまちだということを再認識してほしいと話す。
「イーナカサイ」は、加西市内の各施設や神戸などで配布される。問い合わせは加西市地域振興部きてみて住んで課、電話0790-42-8729まで。