日本遺産認定、岡山“桃太郎伝説の生まれたまち”をめぐる 新たにレンタサイクルやオンラインでの謎解きゲームも | ラジトピ ラジオ関西トピックス

日本遺産認定、岡山“桃太郎伝説の生まれたまち”をめぐる 新たにレンタサイクルやオンラインでの謎解きゲームも

LINEで送る

この記事の写真を見る(5枚)

 2018(平成30)年、岡山県の岡山市、倉敷市、総社市、赤磐市で共同申請した「桃太郎伝説の生まれたまち おかやま」が日本遺産に認定された。

 桃太郎伝説とは、岡山に伝わる吉備津彦命(きびつひこのみこと)による「温羅」(うら)退治の物語で、昔話の「桃太郎」のもとになったといわれている。「温羅」とは、吉備地方に伝わる古代の鬼のこと。

 日本遺産桃太郎伝説のストーリーに関係する文化財が、岡山市北西部から総社市にかけての吉備路と呼ばれるエリアに多く存在する。その一部を紹介したい。

 桃太郎のモデルとされる吉備津彦命をまつっているのは、吉備津彦神社(岡山市北区一宮)と吉備津神社(岡山市北区吉備津)。吉備津彦神社は、桃の形をしたかわいいおみくじやお守りなどが人気。また、吉備津神社は、本殿と拝殿が国宝に指定されており、御釜殿では、釜を焚いた時に鳴る音で吉凶を占う鳴釜神事が行われている。両方お参りして、それぞれの魅力に触れたい。

吉備津彦神社
吉備津彦神社
吉備津神社
吉備津神社

 また、桃太郎伝説の中で「温羅」と呼ばれた鬼の居城とされているのは、総社市の鬼城山上にある鬼ノ城(きのじょう)。「日本100名城」のひとつで、その歴史がいまだ解明されていない“謎の山城”でもある。こちらも注目だ。

 そんな吉備路の観光にぴったりのレンタサイクル「きびチャリ」が、この3月末から新たに登場する。

きびチャリ(写真提供:岡山市プロモーション・MICE推進課)
きびチャリ(写真提供:岡山市プロモーション・MICE推進課)
きびチャリ(写真提供:岡山市プロモーション・MICE推進課)
きびチャリ(写真提供:岡山市プロモーション・MICE推進課)

「きびチャリ」は、日本遺産のカラーにちなんだ赤と白のバイカラーが特長で、SNS映えする、思わず乗りたくなるかわいい自転車。レトロな唐草クラシックベルや照度の高いLEDライトなど、デザインだけではなく、機能的にもこだわっている。

 日本の道100選にも選ばれた「吉備路自転車道」もあり、田園風景が広がる中を「きびチャリ」で走ると、絵になりそうだ。先述の吉備津彦神社、吉備津神社などの桃太郎伝説ゆかりの地だけでなく、日本遺産の造山古墳や、吉備路のランドマークである備中国分寺などを「きびチャリ」で颯爽とサイクリングしたい。


日本遺産「桃太郎伝説の生まれたまち おかやま」推進協議会
事務局:岡山市プロモーション・MICE推進課 電話086-803-1333

※ラジオ関西『PUSH!』2021年3月17日放送回「ひょうご・おかやまケンザカE!(38)」より

【やっと出会えた、桃太郎~桃太郎伝説の生まれたまち おかやま HP】
【オンライン型謎解きクイズ『桃太郎ランドからの謎の招待状!の巻」特設サイト】
【岡山市観光情報サイト「おかやま観光ネット」】

LINEで送る

PUSH! | ラジオ関西 | 2021/03/17/水 15:00-16:00

放送後1週間聴取可能、エリア内無料 radikoプレミアム会員はエリア外聴取可

関連記事