岡山県の北部に位置する鏡野町は、温泉や大きな滝もあり、自然豊かな町。国の名勝「奥津渓」と国の天然記念物「甌穴群(おうけつぐん)」も人気スポット。苫田ダムが完成した2005(平成17)年、町村合併が行われ、旧奥津町は鏡野町の一部となったが、奥津町の名前を残すため、ダム湖の名前は「奥津湖」と命名された。
その奥津湖の総合案内所「みずの郷 奥津湖」から、鏡野町奥津地区で生産されている「姫とうがらし」を使った商品を紹介しよう。
「姫とうがらし」は、鷹の爪の7割ほどの辛さで、食べると3秒ほど遅れてくる辛さが来る、味の良さも際立つ唐辛子。鑑定により日本古来の品種と言われている。長さ約15センチメートルで下向きに成り、先がくるりと曲がっているのが特徴。この地域の生産農家は23軒あり、年間生産3トンを目指している。
「姫とうがらし」を使った一番人気の商品は、「辛美人ドレッシング」だ。サラダはもちろん、焼き肉・ギョウザにも相性がいいとのことで、特に冷や奴にかけるのがおすすめだという。
その他にも、かわいい小瓶の「姫とうがらし一味」や赤く熟れる前の青色を乾燥して一味にした、全国でもめずらしい青色一味の「青姫とうがらし一味」も人気だ。
ほどよい辛さの「姫とうがらし」商品。いろいろな料理へのアレンジに使ってみたい逸品だ。
※ラジオ関⻄『羽川英樹 ハッスル!』2021年3⽉25⽇放送回「岡山けんほく聴く物産展」より
NPO法人てっちりこ
奥津湖総合案内所「みずの郷 奥津湖」
電話 0868-52-2225
【公式HP】