本州と四国を結ぶ3つの道路を運営する本州四国連絡高速道路株式会社は、2021年のゴールデンウィーク(4月28日~5月5日)における交通状況を集計した。この8日間に本州と四国の間を通行した台数は、1日平均で4万8,200台。同2万2,800台が通行した1年前のゴールデンウィークに比べ、2倍以上となった(いずれも速報値)。
兵庫県と徳島県を結ぶ「神戸淡路鳴門自動車道」で217%、岡山県と香川県を結ぶ「瀬戸中央自動車道」で214%、広島県と愛媛県を結ぶ「西瀬戸自動車道」で207%と、ほぼ一律に増加した。
本四高速ではその要因について「去年のゴールデンウイークは緊急事態宣言が全国に出されており、単純な比較はできないが、人々の慣れもあり、帰省や観光をする人が増えたのだろう」とコメントしている。一方、3道路の合計で11万5,300台が通行した2019年のゴールデンウィークとの比較では、58%の減少となっている。