温泉、ホテル、そして… 宝塚の歴史を振り返る展覧会 今日から再開 ~鉄アナ・羽川英樹「行ってきました!」vol.29 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

温泉、ホテル、そして… 宝塚の歴史を振り返る展覧会 今日から再開 ~鉄アナ・羽川英樹「行ってきました!」vol.29

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 モダン都市として発展した「宝塚」の歴史を、貴重な写真・動画・絵葉書・ポスターなどで振り返る展覧会、「モダン宝塚のレガシー」が、宝塚市立文化芸術センターで4月24日から始まりました。しかし翌日に緊急事態宣言が出され、同センターは臨時休館。やっと5月13日から入場制限付きでの再開となりました。

 宝塚といえば阪急電鉄創業者・小林一三が手がけた「歌劇のまち」として有名ですが、その発展は1910(明治43)年、大阪梅田から温泉地・宝塚を結ぶ箕面有馬電気軌道(現:阪急宝塚本線)の開通が始まりでした。もともとある保養地の旧温泉に加え、家族向けの施設として新温泉がつくられ、両者が共存することになります。

 では、その展示のみどころをいくつかご紹介しましょう。

(1)宝塚温泉の変遷・・・旧温泉の旅館の宣伝ポスターや、新温泉開業や少女歌劇の様子などをセピア色の写真で振り返ることができます。また昭和初期のモノクロ8ミリで、当時の観光客や市民の日常生活の様子など貴重な映像を見ることもできます。

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(2)宝塚ホテル・・・モダン都市として発展してきた宝塚で、観光客や地元の人たちに長年支持された気品あるホテル。建物の老朽化で昨年、宝塚南口から大劇場の隣に移転しました。今回はかつてのクラシックな佇まいを持つ旧ホテルを再現。大写真パネルが3枚用意され、まるで当時のホテルのロビーやバーにいるかのような記念写真が撮影できるコーナーも設置されています。

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(3)宝塚ファミリーランド・・・関西屈指の動物園と遊園地として愛されながらも、2003年に惜しまれつつ閉園してしまいました。そこで今回の目玉として「ファミリーランド思い出写真展」が企画されました。一般募集した中から寄せられた200枚を超える家族写真には、出展者の想い出のコメントも添えられています。

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 そしてファミリーランドの後を受け継いだガーデンフィールズも2013年に閉園。昨年6月、今回の展示会場となる市立文化芸術センターとしてオープンしました。


◇宝塚市立文化芸術センター
兵庫県宝塚市武庫川町7-64
【公式HP】


【『羽川英樹ハッスル!』番組ブログ】
【鉄アナ・羽川英樹「行ってきました!」アーカイブ】
【鉄アナ・羽川英樹の出発進行(YouTubeチャンネル)】

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羽川英樹ハッスル! (1) | ラジオ関西 | 2021/05/13/木 10:00-11:00

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