全部知ってる?ウイスキーの飲み方・基本5種 「和食に合うのは…」バーテンダーに聞く

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 お酒の知識はオトナの証。とはいえ、BARに並ぶ多くのラインナップに圧倒されてなかなか自分らしいオーダーができないことも。神戸・花隈にある「Bar SAVOY hommage(サヴォイ・オマージュ)」の店主でバーテンダーの森崎和哉さんにウイスキーの飲み方について聞いた。

ウイスキーの楽しみ方はさまざま(Donato Fiorentino (C)123RF.COM)

 まず「ストレート」は、常温でそのまま水や氷を入れずに飲む、まさにウイスキーそのままを楽しむ飲み方。森崎さんはさらなる楽しみ方としてストレートに1滴2滴の加水(水を加える)することで「香りが揺らぎ、ニュアンスや雰囲気が変わる」と話す。

 一説には水を加えたときの希釈熱で香りが立つともいわれているが、ちょっとずつ足して味の変化を楽しむこともできるようだ。

 次に「トゥワイスアップ」だが、水と1:1で割るもので、ブレンダーが品質をチェックするのによくこの飲み方で確認するという。うまみが一番わかりやすいアルコール度数が20パーセントといわれ、アルコール度数の高い刺激の部分を押さえたことで、見えてくる味わいや香りをチェックするとのこと。ぜひ試してみてはいかがだろうか。

 そして日本で最もポピュラーと言えるのが「水割り」。割合について森崎さんは「1:1でも『水割り』ということもあるが、多いところは1:2」と話し、「冷えるとエッジがたつ。和食などにも合わせやすくなり日本人好みとなるのでは」と分析する。ジャパニーズウイスキーを中心に、日本は水割りの文化が歴史的に長いので、水と相性のいいものも多く、文化がウイスキーを作ってきた背景もあるようだ。

スーパーニッカ(ニッカウヰスキー)

 また氷にウイスキーを注ぐ「ロック」について、森崎さんは「(氷が)解けて、水分がどんどん出てくるので味の変化を楽しむには最適」と話す。冷えるとストレートより飲みやすくなるので、「これからのシーズンは好まれる方も多いのでは」(森崎さん)。

 最後に炭酸水と割る「ハイボール」だ。さっぱり飲むことができて、度数も下がることで、多くの人に愛される飲み方だ。森崎さんは「BARでお出しするものは1(酒):2(炭酸)が多い」とし、炭酸がウイスキーの香味成分を立たせていると表現。またレモンピールなどを加えることでより香りを楽しむこともでき、男女問わず楽しまれる飲み方と評する。

 まだまだ続く「おうち時間」。バーテンダーの気持ちになって、いろいろな作り方を楽しんでみるのはいかがだろうか。


※ラジオ関西『谷五郎の笑って暮らそう』5月11日放送回より

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