兵庫県は18日、新たに249人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。新規感染者が300人を下回るのは4日連続。自治体別では、神戸市=117人、姫路市24人、尼崎市26人、西宮市17人、明石市5人、県健康福祉事務所管内で60人が感染し、感染者の総数は3万7,917人になった。直近1週間の新規感染者数は1日あたりで284.1人と、4月6日ぶりに同300人を下回った。
また、県は18日午後3時現在で8人の死亡を発表しており、総数は903人になった。18日午前0時現在で、入院調整(自宅待機)中の患者は1,171人、自宅療養者数は1,378人に上る。県内の医療機関などにおける病床使用率は79.0%、このうち重症対応の病床使用率は76.6%となっている。
県の担当者は、「少しずつではあるが減少傾向にある。GWに人手を抑えられた効果が出ているのではないか。ただ、250人はまだ多く、さらに減少させる必要がある」と述べた。また、「対策本部が決めることだが、入院調整をしている人が1,000人以上いる。ここを下げていかないと医療のひっ迫状況は改善されず、解除には至らないだろう」(前述の担当者)との考えを示した。