「運賃の高さには理由がある」 神戸のまちから有馬へ駆け上がる驚愕の山岳路線、神戸電鉄有馬線~鉄アナ・羽川英樹「行ってきました!」vol.31 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「運賃の高さには理由がある」 神戸のまちから有馬へ駆け上がる驚愕の山岳路線、神戸電鉄有馬線~鉄アナ・羽川英樹「行ってきました!」vol.31

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 地元では「しんてつ」と呼ばれて親しまれている神戸電鉄。神戸・新開地から有馬・三田・三木・小野方面に路線を伸ばしています。ただ神戸市内から六甲山地に分け入るため、全線のうち勾配部分がなんと84%、しかも50パーミルを超える急勾配も20%もあるという都会発の山岳路線なんです。

 今回は神鉄で最も古い歴史をもつ有馬線(新開地~有馬温泉)をご紹介します。始発駅の「新開地」は、神戸高速で阪急・阪神・山陽とも接続しています。ただ今回は目指す有馬温泉への直通電車がないので、有馬口までは三田行普通に乗り込みます。

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「新開地」を出発すると地下区間をわずか400メートル走って「湊川」。もともとの神鉄のターミナルで、かつて駅の上に高さ57メートルの神戸タワーがそびえていました。大正末期に完成した当時は日本一の高さだったといいますが、それを知る人も少なくなりました。

「湊川」を過ぎると地上に出て、ワンマン4両は、いきなり50パーミルの勾配で「長田」「丸山」を駆け上ります。

 トンネルを抜けると標高134メートルに位置する「鵯越」。義経は源平合戦でこのあたりから一の谷に攻め込んだようです。また次のトンネルを超えると、2018年に廃止となった「菊水山」のホームの名残も見ることができます。

 始発の標高0メートルからすでに高さ278メートルまで登って「鈴蘭台」。戦前はダンスホールなどもある避暑地で「関西の軽井沢」とも呼ばれていましたが、今はその面影はなく、坂に沿って住宅地がずらっと立ち並びます。ここは車庫もある神鉄最大の拠点駅で、利用客減少で赤字に悩む三木・小野方面へ向かう粟生線と分岐します。

「北鈴蘭台」「山の街」を過ぎたあたりでは、すでに標高300メートルを超えています。次は神戸市営地下鉄と接続する「谷上」。「新神戸」とトンネルを使ってわずか一駅を8分で結ぶ路線は、長らく北神急行として親しまれてきました。しかし昨年6月から地下鉄北神線となり、それにあわせて運賃もほぼ半額に値下げされました。

「花山」の手前にはUR花山東団地がありますが、高台にあるため斜行エレベーターが設置されています。これが昭和59年に設置された日本初の斜行エレベーターなんです。

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羽川英樹ハッスル! (1) | ラジオ関西 | 2021/06/03/木 10:00-11:00

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