神戸市の久元喜造市長は28日、6月定例市議会で10月の市長選挙に3選を目指し出馬すると表明した。その後取材に応じた久元市長は、「これまでの経験や知識を活かし、コロナとの闘いを収束させ、ポストコロナの神戸の中長期的な発展のため、全力を尽くしたい」と出馬への決意を述べた。神戸市長選挙は10月10日告示、24日に投開票される。
新たな公約については「今はコロナワクチンの接種を安全・迅速に進め、感染をできるだけ早く終わらせることで頭がいっぱい」と話した。また、神戸の未来図をどう描くかがポイントだとし、これまでの経験や知恵と内外の知見を集めて、ふさわしい未来像を示すことが自分の使命だとした。議会での出馬表明を受け、久元陣営は、自民、公明、立憲民主、国民民主各党に推薦を依頼する文書を送ったという。