7月18日投開票の兵庫県知事選挙を前に、兵庫県警は本部と県内46警察署に選挙違反取締本部を設置、約8300人態勢で選挙違反の摘発や情報収集に当たっている。
![兵庫県警・知事選挙違反取締本部(捜査二課)](https://jocr.jp/raditopi/wp-content/uploads/2021/07/2021%E2%91%A0-3-e1625459091518-1024x880.jpg)
20年ぶりにトップが交代する今回の兵庫県知事選には、新人5人が立候補し、激しい選挙戦が展開されているが、捜査2課によると、6月28日までに知事選に関連して警告が3件あった。うち2件は政治活動用ポスターなどの掲示に関する違反、1件は立候補届が受理される前に選挙運動をする「事前運動」だった。
![激戦の兵庫県知事選挙 投開票は7月18日](https://jocr.jp/raditopi/wp-content/uploads/2021/07/%E7%9F%A5%E4%BA%8B%E9%81%B8%E6%8A%95%E7%A5%A8%E6%97%A5%E5%91%8A%E7%9F%A5%EF%BC%88%E7%A5%9E%E6%88%B8%E9%98%AA%E6%80%A5%EF%BC%89-1024x768.jpg)
近年の傾向として、インターネットを利用した選挙運動が広がり、候補者を装ってツイッターやメールを発信する行為や、匿名掲示板での中傷といった違反行為も取り締まる。2017年に行われた前回知事選では、二重投票やポスターの損壊など3件の違反を摘発。警告は4件だった。さらに前々回、2013年では、詐欺投票などで4件を摘発した。