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「動物の飼育員をしていて、忘れられない出来事はありますか? また飼育員さん自身のカラダの管理はできていますか?(私は糖質・脂質がきになっているんですがどうしていいのか……)」(ペンネーム:Dパパ)
【後藤さん】 忘れられない出来事ですが、時々お客様からお手紙をいただくことがあるんですね。特にお子様から、「イングランドの丘の動物たちを見て将来飼育員さんになりたいと思っています」といった内容のお手紙をいただくと、胸が熱くなりますね。すごくやりがいを感じます。
次に、「飼育員さんは自身のカラダの管理はできていますか?」というご質問ですが、飼育員にとって自分たちの体調管理は動物たちの体調管理と同じくらい大切なことと考えています。というのも、人と動物に共通した感染症というものは、けっこうあるんですね。動物たちから私たち飼育員を通して周りの人たちにうつしてはいけないし、逆に私たちが動物にうつしてもいけないので、日頃から消毒など衛生管理は徹底して行っています。
また、飼育員が寝不足などコンディションがすぐれないまま仕事をしていると、集中力が欠けて、動物たちの異常を見逃してしまったり、思わぬ事故を引き起こす恐れがあります。
以上のことから体調管理には気をつけています。
ちなみに、Dパパさんが糖質・脂質を気にされているということですが、私は健康管理のためにも定期的に献血に行くようにしています。人のお役に立てるだけでなく、自身の血液検査の結果が後日送られてくるので、体調を細かく知ることができておすすめですよ。
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「ダイエット、このワードをきけば頭を抱える人も多いかと思いますが(もちろん自分も)、動物たちのダイエット事情はどうなのでしょうか?」(ペンネーム:にじいろぴより)