コーヒーでもない、お茶でもない、日本ならではの“完全ノンカフェイン”ドリンク「玄米デカフェ」とは? | ラジトピ ラジオ関西トピックス

コーヒーでもない、お茶でもない、日本ならではの“完全ノンカフェイン”ドリンク「玄米デカフェ」とは?

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 日本有数の米どころ・山形県庄内町から、今までにない新感覚のドリンクが誕生した。その名も「玄米デカフェ」。コーヒーに似たふくよかな苦味と、紅茶のように芳醇な香り、そしてお米の優しい甘さが楽しめるという。

玄米デカフェ

■「玄米デカフェ」ってどんなドリンク?

 焙煎した玄米を使った、コーヒーでも紅茶でも緑茶でもない、全く新しい飲み物が「玄米デカフェ」。デカフェとは一般的に、本来カフェインを含んでいる飲み物・食べ物からカフェインを取り除いたものを指すが、実は100パーセントではなく少量のカフェインが含まれている。しかし、この「玄米デカフェ」は玄米のみを焙煎しているため、完全にカフェインゼロ。庄内町の工房でじっくり丁寧に作られた、体に優しい飲み物なのだ。

 さらに、使用するお米の品種によって、味わいや香りが大きく異なるのも「玄米デカフェ」の魅力。コシヒカリやゆめぴりか、つや姫、出羽燦燦(でわさんさん)、さらに兵庫県の代表米である山田錦など、豊富なフレーバーが楽しめるだろう。

 例えば、酒米はデンプンを多く含むため甘味が強く、北海道の有名米ゆめぴりかは華やかな香りとさっぱりした味わい。開発者である「アトリエ玄米デカフェ」の森さんは「ワインと同じように、(お米の)産地ごとで異なる味わいを楽しんでほしい」と話していた。

■米どころ・庄内町が生んだ新商品

「アトリエ玄米デカフェ」工房がある山形県庄内町は、コシヒカリ・つや姫の祖先米として有名な、亀の尾が生まれた町でもある。そんな日本有数の米どころとして、町ぐるみで何か新しい挑戦をしたい、と試行錯誤した結果生まれたのが「玄米デカフェ」だ。

 今年の4月には大阪・阪急うめだ本店で初の催事販売を実施し、毎日100人ほどが試飲をしてその味わいに驚きを見せた人が多いのだとか。コーヒーが苦手という人や、玄米をあまり口にしないと言っていた人も「玄米デカフェ」を楽しんでいたようだ。


【「玄米デカフェ」公式サイト】

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