そして、肉への思い入れも強い。「やるとしてもお肉に関するお店だけ」だという井上さんは、新たな事業にも着手している。「お肉のプロである僕たちが、飲食店向けに、『これを切れば、全部焼肉にできる、全部しゃぶしゃぶにできる』というものに再加工して、飲食店が使いやすい形で販売するという事業を行っていく。それは、自分たちが飲食店をやっていたから気づけたこと。肉のことをわからずに切ると、すごくロスが多くなり、肉に対しても申し訳ない思いになる。なので、僕たちがきっちりと飲食店が使いやすい形にして、小さい飲食店も使える、しかもオンライン、ネットですべて完結できるような事業も考えている」と、これまで培ったノウハウをいかしつつ、先を見据える。
最後に井上さんは、「わかりやすく、おいしく、なおかつ、効率よくやっていけるような事業をいまはすごく考えている」と、新たな展望も語っていた。
※ラジオ関西『こうべしんきん三上公也の企業訪問』2021年8月3日放送回より
【放送音声】