☆ミドリガメのトマト煮込み
ニンジン・豆・トマト・ミドリガメの肉を入れて煮込み、スパイスで味付け。ミドリガメの肉と野菜との相性が良く、煮込んでカメの出汁のコクも出ているんでしょうね。なんかイタリアンなうまさを感じます。これにあうのは、やっぱりワインですかね。
☆ミドリガメのレバーの串焼き
レバーを牛乳につけて臭みをとり、生姜を入れて湯がいた後、甘辛く甘露煮にしたものを、串に刺して焼きます。これまでのすべてがおいしかったのですが、僕は、これが1番好きでした! 牛や豚や鶏などのレバーのような独特な鉄分くささの味は全くなく、食べやすく、パクパク食べれるのがミドリガメのレバー。これは焼酎ロックとあいますね!
とまぁ、ビックリするぐらい、おいしいミドリガメ料理の数々。食べた後、なんか元気になるし、次の日の肌ツヤの良いこと……。スッポン料理を食べた後と感じが似ているなぁって思いました。
じゃあ、どんどん食べれば良いのではと思ってしまうんですが、実は、調理するにあたり、ミドリガメの甲羅を取り外すのが大変だったり、大きさの割には食べれる部分が少なかったりと、課題も多いのが実情だそうです。
「和亀保護の会」の西堀さんは、「増えすぎたミドリガメを食べたり防除して、みんなで日本の固有種を守っていきましょう」と言います。また、「いなみ野水辺の里公園」スタッフの若松さんは、「食べることで生態系のことや外来種は放してはいけないということを考えて欲しい」と語っていました。
いやぁ、しかし、ミドリガメ、うまかった……!